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5月4日 工藤冬里のライブが入りました

一周年記念ライブの前に工藤冬里のライブが入りました。

向井千恵のChe-SHIZU(シェシズ)との東北ツアーの後、自身のユニットMaher Shalal Hash Baz(マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)で東北を回りますが、その途中で盛岡へ寄ります。
当店ではソロになる予定ですが管楽器が加わるかもしれません。
ギター、キーボード、管楽器など様々な楽器を演奏するマルチプレイヤーで70年代から活動しています。

工藤冬里
マシンガン・タンゴ、NOISE、ガイズンドールズ、sweet inspirations、A-MUSIK、コクシネル、Che-SHIZU、など多くのグループで活動しているマルチプレイヤー。
84年頃に結成されたMaher Shalal Hash Baz(マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)は現在、不特定メンバーが参加する特殊な形態のグループである。
譜面を使用するがその場での偶然性やアイデアを重要視して不思議なイメージの世界を作り出す。
2003年にアメリカ西海岸、イギリス、スコットランドをツアー。イギリスBBCの人気ラジオ番組"John Peel Sessions"に出演するなど海外でも高い評価を得る。2004年3月、NHK-FM「ライブ・ビート」に出演。
音楽家としてのみならず陶芸家としても知られている。

簡単に略歴を書きましたが実は書き出すとかなりの量になりそうなのでやめました(笑)
1980年頃にリリースした「天皇/NOISE」は彼の現在の音楽の原点的なもののように僕は思います。
もう一つ忘れてならないのはタコとしてリリースされた「same」は山崎晴美のコンセプトの元で町田町蔵(町田康)、工藤冬里、遠藤みちろう、坂本龍一、学者の細川周平や武邑光裕、故ロリータ順子、大里俊晴(「ガセネタの荒野」の著者)、ハイライズの成田宗弘などそうそうたる面々が参加したアルバムです。
このLPの表ジャケットは花輪和一、裏ジャケットは合田佐和子のデザインという今では考えられない豪華さでした。

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1970年代後期から80年代前期にかけてこうした実験的な試みが多く行われ様々な音楽が発表されました。
工藤冬里は現在もなお、そうした流れの中に身を置き独自の音楽世界を作り上げている人物です。
最近は陶芸家としても有名らしく(僕は知りませんでした)彼の精神世界はそんなところにも表現されているのでしょう。
どんな演奏をしてくれるのか楽しみです。

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by ma.blues | 2010-04-05 05:18 | ライブスケジュール  

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