カミナリ、ノイズ、アヴァンギャルド・・・・・

昨日の午後、また「大雨洪水注意報」が出ました。
しかし、夜になっても雨はパラパラ程度。
中津川は増水していましたから山の方は結構な雨が降ったのでしょう。
雨は大したことなかったですがカミナリがすごかった。

昨夜は米山夫妻、ノイズ、あとむのライブでしたが始まる前からカミナリが鳴り始めていました。
そして、ライブが進むにつれてひどくなり、まるでライブへの効果音のようでした(笑)

初めは「羅宇屋あとまり」でスタート。
順次、メンバーが変わってライブは進んで行きました。
彼らの音楽を言葉にするのはかなり困難です。
「アヴァンギャルド」と一言で片付けるべきでもないでしょうが、どう表現してよいか分かりません。

その場でのインスピレーションだけでやるなら即興音楽とも言えるのですが
ある程度、プロットがあったり決め事があったりすればそうとも言えません。
僕にはどちらとも判断はつきませんでした。
ただ、米山くんが加わるとよりパフォーマンス性が強くなっている気がします。

「アヴァンギャルド」は元来、音楽だけに使われるものではないですし
いわゆる芸術一般の中で使用されることが多いですが、その場合でも生き方(思想性)も含めています。
そうした考え方から判断するなら彼らの思想性までをも問うことになって来ます。
音楽の形式、形態を言葉で表現するのが難しいことは以前にも書いていますが
昨夜のライブについても同様で言葉で表現し難い部分があります。

やはり、聴いてもらわなければ仕方ないことでしょう。

予定より若干遅れてスタートしたライブですが
途中、休憩をはさんで約2時間半、汗をかきながらの熱演でした。

僕はふと、何十年か前の光景を思い出していました。
『ああ、こんなタイプの連中けっこういたなぁ・・・』
ギターは最近のエフェクターを使用していますのでかつてのような音ではありませんが
シンセはアナログを使用していましたし、その他はサックス、ユーフォニュームなど既成のものですから全体のサウンドとしては数十年前とさほど変わらない音が表現されていた気がします。

当時「ノイズ」と表現された音の組み合わせに若干メロディアスな部分をかぶせる形は行われていることで僕自身にとって特に目新しいものではありません。
こうして、過去の様々な試みは継承されて行くのだろうか?
そんな気がしていました。

組み立てることがすべてでもなく壊すことがすべてでもない。
ましてや、伝承することがすべてでもない。
芸術文化の世界はそうしたものだろうと思います。
時代による変化は様々な形で生まれて来るだろうし、時代を経ても変わらないものもある。
どちらも必要なものなのだと思います。

時には、彼らのような音楽を聴く(観る)ことで何かインスパイアされることがあれば楽しいですね。

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by ma.blues | 2010-07-03 21:12 | ライブ報告 | Comments(0)  

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