アヴァンギャルドな夜

先週は25日(土)26日(日)と連続ライブでした。
まずは25日に行われた山内桂のライブから。

カテゴリー的にはいわゆる「即興系」のミュージシャンが多数参加したこの夜のライブ。
それぞれの演奏スタイルで5人が10〜15分ずつ演奏。
形態によっては音楽とは規定出来ないと思えるものもあったけれど、それぞれの個性がよく表れていたと思います。
トップバッターでチューバ奏者のぬかづかくんは楽器なし。ボイスでの参加でした。

ラストに山内くんがサックスを演奏。
非常に押さえの効いた演奏スタイル。
むろん、その形式だけが彼のスタイルではないだろうけど、ストイックにさえ感じるその演奏はかなり観客を惹き付けたのではないかと思います。

音楽はジャンル分けされて語られることが多いです。
むろん、言葉で説明しようと思うとそうせざるを得ないこともあります。
しかし、本来はその音が勝負なわけですからジャンル分けは必要ないと考えています。
便宜上のものでしかないと。
この夜のいくつものスタイルの演奏を聴いていてそんなことを考えました。

いわゆるアヴァンギャルドと呼ばれるスタイルを考える時に、言わば論理性とも言えるジャンル分けがどれほどの意味を持つのか?
既成のものを破壊し新たなものを構築することで成立するこの種のものは、それゆえにアヴァンギャルド(前衛あるいは前衛的)と呼ばれるわけであり、そこには思想的な論理性は生まれて来ても音楽的(な)論理性は生まれて来ないと思えます。
そこで音楽的(な)論理を当てはめれば新たに生まれたものを既成化する作業に他ならないからです。

そして、前衛を意識することがアヴァンギャルドではなく、結果として生まれたものがアヴァンギャルドと規定されるだけだと思います。
これは僕の解釈であり一般に言われていることとは多少違う部分もあると思います。

いずれにしても、音楽を含めた芸術(広い意味で)は自分の目で確かめるべきものと思います。
そこから自身の判断で彼らを評価して欲しいと思っています。

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by ma.blues | 2010-09-28 18:53 | ライブ報告 | Comments(0)  

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