連続ライブ第三弾・・・・・千葉幸成、ケニー菅沼

「桜山問題を考える特別月間」第3弾。
あまり、馴染みのないブラジル音楽のショーロ。この音楽を演奏するギタリストが盛岡にいます。

ショーロは19世紀にリオ・デ・ジャネイロで成立したブラジルのポピュラー音楽の一スタイルでポルトガル語のchorar(泣くという意味)から名付けられたと言われます。
即興系の音楽ですがその意味ではアメリカのジャズより歴史は古いと言えます。

当初のスタイルはフルート、ギター、カヴァキーニョ(ウクレレと同起源の四弦楽器)のトリオで形成されていた。その後、パンデイロ(タンバリンのような楽器)やバンドリン(マンドリンに似た楽器)が加わった基本編成が作られました。
現在ではその他にクラリネット、サックス、ヴァイオリン、アコーディオン、ピアノなど様々な楽器で演奏されています。
サンバやボサ・ノヴァなどブラジル音楽の基礎となった音楽と考えられます。

千葉幸成くんはこのショーロをギターで表現していますが、最近はフルート奏者を加えたユニットを作りつつあるそうです。
そのフルート奏者もこの日は参加してくれて一曲デュオで演奏してくれました。
以前、オランのライブを企画した時に数曲演奏してもらったのですが、その卓越した演奏に店内を埋めたお客さんは一様に感嘆の声を上げていました。
今回はその時のギターとは違うものを使用しましたが、今回の方がより雰囲気が出ていたのでは、と思います。

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演奏形式や旋律などジプシー音楽に共通するものがあり、おそらく遠い昔に移り住んだジプシーたちの音楽から発展したものではないかと思われます。
哀愁を含んだ美しい旋律はたぶん皆さんもどこかで聴いたことのあるものではないかと思います。
是非、彼の生演奏を聴いてみて下さい。

この日はもう一人、ケニー菅沼のジャズボーカルの弾き語りがありました。
彼は大阪から転勤で盛岡へ来たのですが、来た当初から岩手公演などでストリート・ギグをやっていました。
現在はビストロなどで弾き語りを恒常的にやっています。
どちらかというと、そちらの方が似合う演奏スタイルですが今回はソロライブでやってもらいました。
軽妙な関西弁で・・・と言いたいのですが、いわゆる関西人とは言い難い繊細さと落ち着きがある彼のライブはすでに完成されたとも言えるスタイルがあります。
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スタンダードを中心にレパートリーは多く、放っておけば二時間でも三時間でも歌っています。
スキャットを多用する独特の唱法は本来ならばアクの強いものですが、不思議といやらしさがありません。
街中の何店舗かで弾き語りをしていますので、どこかのお店で聴く機会もあると思います。是非、楽しんで下さい。
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by ma.blues | 2011-01-21 14:24 | ライブ報告 | Comments(0)  

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