2.7友よ祈りを アフターアクト・・・「みかんや」にて

2月6日に行われた「2.6友よ祈りを 新宿ゴールデン街から桜山へのエール」のアフターアクトとして翌7日には「みかんや」において、石橋幸さんと河崎純くんのコンビによる演奏と石橋さんと「みかんや」店主林みかんさんの対談が行われました。

まず、石橋さんたちの演奏からスタート。一曲目は彼女が歌う「唯一の日本語の歌」という「ちんちん電車」から始まりました。
この歌は彼女の店「ガルガンチュア」の常連さんがお店のために作ってくれた曲なのだそうです。
b0169403_2021125.jpg


数曲を演奏し終えたところで林みかんさんとの対談。
林さんはかつて新宿ゴールデン街によく出入りをしていて石橋さんとは旧知の仲。
当時の思い出も含めて多岐に渡り雑談的に対談は行われました。

石橋さんは桜山を初めて訪れたそうですが、界隈を歩いてみて新宿ゴールデン街によく似ていると思ったそうです。
新宿ゴールデン街もかつては桜山同様に飲食店と一般商店が混在する商店街だったそうで「桜山は当時のゴールデン街と非常によく似ている」と言われました。

新宿ゴールデン街はバブル期に地上げ攻撃に遭い多くの店が放火されました。
そうした渦中で石橋さんは周りの店の店主たちとともにこの地上げ攻撃と闘って来ました。
「それぞれの店はお互いに考え方や立場は違っていたけど、この街を守ろうという一点でまとまって行った」
それでも、そこまで辿り着くには非常な苦労があったことも語られました。

「桜山の人たちには是非ともこの界隈を残して欲しい」と語る石橋さんは「桜山を歩くと、きちんと呼吸が出来る気がする」とも言います。
息がつまるようなニセモノだらけではない、人々が自然に生活している、そんな気持ちを抱かせる場所だと語ってくれました。

東京から来てくれた参加者の方からは「こうして素晴らしい企画をしているのに地元の参加者が少ないのが残念」と言われてしまいました。
盛岡らしい奥ゆかしさもあるのでしょうが、僕たちの働きかけの弱さがあることは否定出来ません。大いに反省すべき点です。
対談後、また数曲を歌っていただいてこの夜は終了しました。
b0169403_2022775.jpg


単純に新宿ゴールデン街と桜山地区を並べて語ることは出来ませんが、多くの共通点があると思っています。
今回、石橋さんを迎えてこうしたイベントを作ることが出来たのは幸運だったと思いますし、ここからさらに先へ進む道を考えていかなければならないでしょう。

ライブ終了後、石橋さんと桜山界隈のお店でお酒を飲みましたが、その際、帰り際のお客さんから「あ、石橋さんですよね?」と声をかけられました。
会場にいらしていた方達ではなかったのですが、新聞等で覚えて下さったのでしょう。
石橋さんはそのお店で出されたつまみに舌鼓を打ち「こんな美味しいものを出す店が新宿にあったら毎日でも行くのに!」と嬉しそうに話していました。

新宿ゴールデン街と似た雰囲気を持つ桜山。
この地区が好きで盛岡へ引っ越して来た人も数多くいます。
僕自身もその一人です。
僕はこの地区が今後、「文化の発信地」となってくれることを願っています。

石橋さんの2枚目のCD「友よ祈りを」は当店、「みかんや」にて販売しております。是非、お買い求め下さい。
お気付きでしょうが、今回のイベントのタイトルはこのCDタイトルから採っています。
[PR]

by ma.blues | 2011-02-10 20:23 | 桜山問題 | Comments(0)  

<< 今月のライブスケジュール 「2.6友よ祈りを 新宿ゴール... >>