「力を、そして勇気を」沿岸支援コンサートを終えて

8日に行なった沿岸支援コンサートは無事に終了しました。
参加者は予定より若干少なく55名。
しかし、雰囲気はとてもいい感じでした。

まず、ホットクラブの演奏から。
多少は緊張感が伝わるような感じでしたが、張り詰めた中にもスウィング感のある演奏でした。
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ギターのきたろうくんは沿岸の出身。あえて紹介はしませんでしたが万感の思いで演奏していたのでは、と想像されます。
彼らは先月30日には山田、田野畑と慰問演奏をこなして来ています。

続いて、オラン(平賀康子さん)。
昨年の一周年記念には古館由佳子さんのバックとして紹介しました。
その後、シンガーソングライター「オラン」として盛岡で3日連続ライブを行いファンも出来ています。
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オランも若干緊張気味の演奏でしたが、相変わらずのアコーディオンテクニックとさわやかな歌声は初めて聴いた方も十分魅了されたことでしょう。

休憩をはさんで古館さんとオランの演奏。
昨年はヴァイオリンにピックアップを付けての演奏で、音的に不十分な部分もありましたが、今回はピックアップなしでの演奏でしたのでのびのびと弾けたのでは、と思います。
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途中、客席の中に入って行き、まさに生の音をお客さんに聴いてもらいます。
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ヴァイオリンの音が去年より大きく感じられ生音でも会場中に響いていました。
本人も去年より音が大きくなった、と言っていました。
生のヴァイオリンを聴く機会はさほどあるものではないですから、お客さんたちも良い経験をされたのではと思います。

古館さんの紹介でお父さんが地震当時の模様を生々しく語られました。
たまたま、当日は盛岡へ買い出しに来ていて帰る途中で地震に遭われたそうです。
急いで帰ろうとしても国道106号の途中で大きな岩が落ちていたりでなかなか宮古まで辿り着けず、あちこち抜け道を回りながらやっとの思いで着いたら鍬ヶ崎の一帯は津波で壊滅状態だったそうです。
お宅も津波によって破壊されていました。
幸い、ご家族は無事に避難していましたが再会するまではどんな思いだったのか想像するに余りあります。
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被災された方の生の声を聞く機会も沿岸と縁遠い方には貴重な経験だったのでは、と思います。

最後にホットクラブを交えての演奏。
当日、リハを一回やっただけですので当然不安はあるのですが、去年一緒にやったこともあり本番は問題なく進みました。
最後の「マイナースウィング」では本当に一体感が出ていて雰囲気も楽しめる音になっていました。
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こうして、コンサートは無事に終了しました。
多くの皆さんが「良かった」とおっしゃって下さり義援金も32500円集まりました。
義援金は会場でも説明しましたが、県の社会福祉協議会を通じて県内被災地にお渡しします。

今回の震災ではさまざまなことを考えさせられています。
そして、今後の復旧、復興についても考えることが多いです。
何よりも、長い道のりになるであろう今後は気持ちを支え合うつもりで生きて行かなければならないのだと思っています。
支援活動は一過性のものでなく息長く続けて行ける方法をそれぞれが模索して行きましょう。
これからも、何らかの形でこうしたライブをやって行くつもりでいます。
今後ともよろしくお願いします。
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by ma.blues | 2011-05-10 18:36 | ライブ報告 | Comments(2)  

Commented by micann-ya at 2011-05-11 20:02 x
すばらしいコンサートだったと思います。音楽のちから、を、あらためて感じました。突き進むだけではないちからを、音楽は持っているのだ、と。
帰りがけに、「とっても良かった」とにこにこしながら涙ぐんでいた方の多かったことが、とても印象的でした。
Commented by ma.blues at 2011-05-11 23:18
有り難うございます。
音楽を通して何かをして行きたいという思いがずっとあります。
それが少しでも現実化出来ているのなら幸いです。
店主

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