茶木みやこさんのライブ

8日を終えて、何となくバタバタしながらこの日を迎えてしまいました。
よる年波のせいか、どうも疲れやすい・・・・・

ともかく、午後にはホテルで茶木さんと打ち合わせ。
前日、ラジオ盛岡に出演されてこの日のライブ告知をしてくれていました。
打ち合わせをしていると、前をラジオ盛岡のスタッフが。
吉田こうさんも通りかかり、しばし歓談。
去年の一周年の時には僕もお世話になっていたので一緒に歓談。

茶木さんとは初めてお会いしましたが、彼女の人柄なのでしょう、初めてのような気がしませんでした。
最初から打ち解けた会話に終始し、店での音出し確認もすんなりと事が運びました。

ライブは京都弁独特の「はんなりと」した語り口調で始まり、綺麗なギターサウンドとともに透き通った歌声が流れました。
お客さんたちはほぼ全員、以前からファンの方で歌われる曲をほとんど知っている様子。
一緒に口ずさんでいる方もいらっしゃいました。
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TVドラマ横溝正史シリーズ2の主題歌で故阿久悠さん作詞の「あざみの如く棘あれば」の時には、阿久悠さんがのちに書かれた本に「売れなかった愛すべき歌」の一つとして紹介されていたことなどを語られ笑いを誘いました。
最初のシリーズでエンディングに流れた曲「まぼろしの人」は「妖しさを持つ歌」として評判になったとか。
もちろん、こちらも歌われました。
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その他、個人的に印象的だった曲は友川かずきが作詞した「風が欲しい」。
また、かつてジョーン・バエズが歌った有名な名曲「What Have They Done To The Rain?(雨を汚したのは誰)」(作者マルヴィナ・レイノルズ)
ご存じない方はこちらを
JOAN BAEZ "What Have They Done To The Rain"-Live in Japan
これは原爆など核兵器に反対するプロテストソングです。
今、福島原発事故の処理が非常に問題になっていますが、この歌はまさに福島原発から大気中にまき散らされた放射能が雨に含まれ地上へ落ちて来ることを歌っているかのようです。
茶木さん自身、娘さんが結婚されたばかりということで、この放射能汚染の問題は非常に気にかけておられました。
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彼女の名を一躍有名にしたのは「一人の道」ですが、これは1964年の東京オリンピックでマラソン競技銅メダルを取った円谷幸吉さんが次のメキシコオリンピックへの周囲の期待という重圧に耐えかね自殺され、その時残された遺書を元に詞が書かれています。
彼は福島県出身で記念館が福島県須賀川市の生家にあって入り口を入ると茶木さんの歌う「一人の道」が流れているそうです。(2006年10月事実上閉館した模様)

約二時間、ぶっ通しで歌い続けた茶木さんですが、さらにアンコールでは「It's A Wonderfulworld」を日本語歌詞で歌われました。
ライブ終了後、お客さんたちと歓談。
以前に一度盛岡でライブをされたことがあり、その時に来て下さったお客さんがほとんどだったということで再会を喜んでいるお友達同士といった感じでした。

僕は彼女がピンクピクルスのメンバーであったことは知っていましたが、それ以後の活動についてはまったくと言っていいほど知りませんでした。
今回、いろいろとお話をすることが出来ましたが、非常にしっかりとした考えの持ち主で今回の震災後の現実に対しても「自分が何を出来るか?」と考え続けている様子がよく判りました。
今回、花巻、盛岡、八戸、二戸とツアーをしますが、何らかの形で義援金を作って行きたいとおっしゃっていました。
遠く、京都からやって来てくれた茶木さんに十分なことを出来ませんでしたが、「新たな出会い」として大切にして行きたいと思っています。
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by ma.blues | 2011-05-11 23:21 | ライブ報告 | Comments(0)  

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