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呆れ果てた

国会では内閣不信任案をめぐって慌ただしいようだが、これほど国民を無視した所業はないだろう。

復興策もまだきちんと出来上がらない段階で国会が一時的にせよ空転すればそれだけ復興のスピードは落ちる。ましてや、内閣が変わることになればその遅れは加速度を増す。

たとえ、現内閣が脆弱であろうともこの国難に対しては文字通り与野党一丸とならねば乗り越えることは困難だろう。
しかし、自民公明は党利党略のためにのみ不信任案を提出する。

その証拠に野党党首会談で菅内閣総辞職後について谷垣は「確たる展望を持っているわけではない」と言っている。(この結果、共産党は賛成から棄権に方針転換)

民主党内部からもこれに同調する輩がいる。
百歩も千歩も譲って野党からの不信任案は認めたとしても彼らの態度はまったく許されるものではない。
自分たちで選んだ内閣を自ら葬ろうとするのは自分たち自身のアイデンティティを放棄することだ。ましてや、離党もせずに賛成に回るなど政党政治のイロハさえも無視する呆れ果てたやり口だ。

被災地のみならず全国民を愚弄する政治屋どもが永田町にはうようよしているようだ。
加えて、被災地を抱えるどこぞかの知事は「野党に早く不信任案を提出して欲しい」などと公言していたが、彼は一体どこを見てものを言っているのだろう。
こちらも呆れ果てた輩だ。

こんな政治屋どもを当選させたのは確かに国民に違いないがこんな裏切りを平気でやれるとはもはや開いた口が塞がらない。

まして、経済団体の生産性本部が「日本創成会議」なるものをでっち上げ前岩手県知事増田を座長に据えているのもハイハイって感じ?

by ma.blues | 2011-06-02 02:55 | ぶつぶつ  

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