沿岸出身三人組・・・白石松則とソブクン’sのライブ

報告が遅れてしまいましたが、先週金曜日は沿岸出身の三人組「白石松則とソブクン’s」のライブでした。
大船渡の白石くん、陸前高田のTくん、宮古のソブクンこと祖父江くん。
生で観るのは初めてでしたが、録画で観た元気さと楽しさはそのままでした。

白石くんのボーカルは一種独特で彼にしか出せない味があります。
ソブクンはファイヤーバードという機種のボディにスチールギターのネックを取り付け、ベンダーまで付けた自作のラップスチールギター。
それとオートハープにピックアップを取り付け、なおかつリード用の弦をセットするなど、こちらもユニークな自作楽器。
この二本を駆使してこれまた独特の雰囲気を作り出していました。
二人と相反する感じでクールにリズムを刻むTくん。
三人が揃って一つの楽曲になるのだということをしっかりと感じさせるアンサンブルでした。
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荒削りさはありますが、ライブの楽しさを十分に見せてくれるグループです。
彼らの唄の特徴は既成の曲に白石くんが歌詞を付けたものがほとんどです。
レッド・ツェッペリンの「ロックンロール」に乗せた唄など、一時期のRCサクセッションを彷彿とさせる部分もあります。
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途中で、震災時の状況なども語られ、現在の沿岸の状況なども報告されました。
特にTくんは震災後、食料の配布や飲料水の配布などをずっと続け「ほとんど自分の生活ってなかったですよ」と語っていました。
そして、彼は今度立ち上げられる「陸前高田災害FM」のスタッフとして活動するということです。

いまなお、沿岸は復興にはほど遠い状態です。
この先、何十年かかるか分からない復興を少しでも援護出来る力を内陸は付けていかなければならないでしょう。

ともあれ、彼らのように元気なプレイヤーが沿岸にいることをとても心強く思えた夜でした。
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by ma.blues | 2011-11-29 17:38 | ライブ報告 | Comments(0)  

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