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ビッキーがやってきた

夜も深まった頃、一本の電話が・・・
「さては・・・」
思った通り「天がえる」のマスター、ビッキーからでした。
「まだやってる?」
閉店時間を知ってるくせに。
わざわざ、電話してくれるところがかわいいですね。
最近はだいぶ貫禄が付いちゃったけど(笑)

ほどなくして、お客さん二人を同伴で来てくれました。(女性じゃなかった)
一人はロックバーをつい先頃閉めたというOくん。
もう一人はキーボーディストのTくん。
二人ともでかい!
ビッキーが間に入るとNASAに捕獲された「宇宙人」みたいだ(笑)

ビッキー、絶好調でとうとうと音楽論を語っていた。
いいことですね。
若い(と言っても二人とも40代ですが)彼らに過去の音楽史を伝達していくことは本当にいいことだと思います。
ビッキーは僕より年下ですが、いろいろとかつてのことをよく知っています。
「へぇ〜」と思うことも結構あるのです。

彼が連れてくるお客さんはみんな音楽が好き(ここが重要なのです)。
単なる「楽器好き」ではなく音楽そのものを好きな連中がほとんどです。
だから、彼もいろいろと話したくなってくるんだと思います。
今夜は珍しくギターもあまり弾きませんでした。
もっとも、自分の店でさんざん弾いているから、ここへ来てまで・・・
まぁ、時には弾きまくっていることもありますが(笑)

音楽の話は尽きず話題もあちこちへ飛ぶのですが、その飛び方がビッキーらしいと言うか。
「語り部」的なところがある人で、話が飛んでもきちんとまとめているのがすごいです。
今夜の話は「音楽の歴史にはバックボーンがある」に尽きる気がします。
僕が常々思っていることと似た部分を彼も持っているので僕が口を挟む必要もありません。

ビッキーがやってきた_b0169403_4161128.jpg

Oくんは体調が悪く(飲めない酒を飲まされたらしい)先に帰ったので、Tくんとのツーショット。
音楽の話は尽きませんでしたが、3:30でお開きとしました。

by ma.blues | 2012-02-22 04:24 | ある夜のクロスロード  

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