あれから一年

未曾有の大震災から一年が経ちました。
長かったような・・・とんでもなく短かったような・・・
考える事柄によってどちらにも感じます。
それぞれの方がそれぞれの思いを持って本日を迎えたことでしょう。

叶うならば、あの日の前に戻して欲しい。
誰しもが思うことだと思います。
でも、戻ることも出来ませんし、前の状態を復活させることも出来ません。
冷たい現実が目の前にあります。

遅々として進まない「復興計画」
それぞれの地域にはそれなりに「計画案」が出ていますが確定したものは数少ないのです

そして、原発事故は・・・
いまだ不安定な状態のままです。
東電の言っている「冷温停止状態」は詭弁です。
冷却水を注入し続けなければならない状態を冷温停止状態とは言いません。
冷却回路が崩れれば、再び事故の再現の可能性もあるのです。
配管のあちこちから水漏れを起こし厳冬期にはあちこちが凍結して冷却そのものが危ぶまれました。
そうした脆弱な施設の状態は今も変わらないのです。

人は「便利なもの」「楽な方法」を追い求めてきました。
しかし、それはまさに「諸刃の剣」であり開発した技術によってシステムによって人間自身が蝕まれてきました。
そのことに気付くことなく続く飽くなき開発の追求をあざ笑うかのようにあの大震災はやって来ました。

もしかしたら、人類の破滅に向かう序章なのでは?
そこまで考えたくなる状況が生まれたのです。
あれが享楽に身を持ち崩した人間たちへの警鐘であることは事実でしょう。
ここから先をどう生きていくのか?
今もっとも問われていることはそれだと思います。
自らの生き方の再点検が必要な時期なのでしょう。

「科学の進歩」は人間に富を与えたかも知れない。
しかし、精神はより貧困になってきたと思えます。
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by ma.blues | 2012-03-11 19:44 | 東日本大震災 | Comments(0)  

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