「まつりっこ@桜山」無事終了
朝から曇り空、降らないでくれ! と思っていましたが、残念ながら3時を回ってから雨降りに。
途中、結構強く降ったりしてあいにくの天気になってしまいました。(誰が「雨男」「雨女」だったんや!)
トラブルはほとんどなく、露店もステージも順調に行われました。
しかし、お客さんの出が去年に比べてものすごく少なくて、ちょっと寂しい感じでしたね。
露店の数も去年に比べて少なかったですので目立たなかったかも。
ライブのトップ「白石松則とソブクン’s」(大船渡)
県内あちこちに住むメンバーですが二名が大船渡ということで「大船渡から」ということにさせてもらいました。
いつも通り、元気な白石くん、独特のサウンドを聴かせるソブクン、安定したリズムセクション、白石くんに負けない元気さのギターとまとまったグループです。
「Irish Traditional Band "TRAD"」(宮古)
国内でも珍しいアイリッシュ・フォークを演奏するグループです。
おそらく、盛岡で演奏するのは初めてだったかと。
ダンス用の曲やどことなく懐かしく感じる子守唄など、どこかで聴いたことのある曲が多かったと思います。
知らない音楽のように感じる曲でも意外と聴いていたりするものです。
皆さん、楽しんでいただけたと思います。
「Allenn」(オーレン)(盛岡)
「モノクロフィルム」のメンバーだった「やなぎ」が結成したグループ。
ロックテイスト満載のエレキバンドですが、この日はアコースティックヴァージョンでの出演。
エレアコとエレキベース、カホンのトリオですが音の厚みと迫力は十分にありました。
これからが楽しみのグループです。
「ディンプルズ」(宮古)
宮古のブルーズバンドです。
久し振りにタイトなブルーズを聴けた気がします。
ギター、ボーカルの田中くんはギターに無線のトランスミッターを付けて客席まで歩いてギターを弾いていました。
普段は10mのシールドで演奏しているそうです。
この辺りもブルーズマン「アルバート・コリンズ」を意識しているかな?という感じですね。(ちなみにアルバートは40mほどのシールドを使い客席を歩き回っていました)
ブルーズ好きにはお馴染みの曲が多く、楽しいステージでした。
さて、ここまでは友人に頼んで写真を撮ってもらいましたが、残念ながらあと2バンド「ジャンゴ」「YUKI&FATS」の時には帰ってしまったので写真がありません。
というのも、僕は音響のオペレーターをやっていたので写真を撮るのが難しかったからです。
「Allenn」もそうですが「ジャンゴ」もこの日行われていた「いしがきミュージックフェスティバル」に出演して掛け持ちでの演奏でした。
「ジャンゴ」は仙台に住む息子と盛岡に住む親父の親子バンド。
言われなければ、若者のサポートにおっさんが付いているという感じです(笑)
まぁ、そのくらい「音楽仲間」として付き合っている雰囲気がある親子なのです。
ギター・ボーカルの翔太くんが作るオリジナルは彼の独創的発想が生きているものです。
この日も力のこもった演奏をしてくれました。
ラストは「YUKI&FATS」
もはや、大ベテランのうちに入る彼らの演奏は安定しています。
そろそろ日も暮れて大人の雰囲気になる頃に、とラストで演奏してもらいましたが、あまり暗くならなかったのでちょっとハズした感が(笑)
しかし、ブルージーな雰囲気やジャジーな雰囲気はばっちり。
お客さんをノセるパターンも自分たちのやり方を持っているグループです。
露店、ステージともにトラブルもなく行うことが出来てほっとしています。
開始から終了まで多くの方のご協力で成功させることが出来ました。
皆さんに改めてお礼を申し上げます。
(露店の写真がなくて申し訳ない!)
今年は沿岸から3バンドを呼び、彼らの口から沿岸の様子を知ってもらうことも考えていました。
彼らは多くを語りませんでしたが、それぞれ被害を受けこの一年半を過ごして来ました。
沿岸のバンドが盛岡で演奏する機会はかなり少ないのです。
今後も彼らを呼んで盛岡で演奏してもらいたいと思っています。
ともかく、2時間ほどかけて来てくれたことに感謝しています。
彼らの今後の活動にも注目して下さい。
来年、同じように「まつりっこ」をやれるかどうか分かりませんが、出来れば続けていきたいと思っていますので今後も桜山の商店街ともどもよろしくお願いします。
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by ma.blues | 2012-09-25 14:15 | ライブ報告