豪華三本立てのライブ・・・「ボサノバとショーロの夜」
前半は幸成くんのギターソロと熊谷絵美さん(ボーカル)とのボサノバ演奏、後半は佐々木宏さん(フルート)とのデュオとソロギターでのショーロという三つのパターンで構成されていました。
絵美さんとは二曲、佐々木さんとは五曲、前後半で約二時間のライブでした。
絵美さんとは初共演だったわけですが、お互いが探り合うような雰囲気が何とも初々しくて(笑)いい感じでした。
彼女の声はボサノバに合っていると思っていましたが、やはりいい雰囲気を出していました。
もっと曲数を増やして二人でのライブも有りかな、と思っています。
佐々木さんとのデュオはこの店では三回目になります。
当初より当然ですが息が合って来ていますね。
ショーロ自体が日本では馴染みのない音楽と思いますので、彼らの説明と演奏でだんだんに理解して行くといった感じになっています。
原型はポルカから派生しているということで、ダンス音楽として生まれて来たと言えるでしょう。
これはジプシー音楽と共通のものでブラジル音楽の基とも言われるショーロもおそらくはジプシーたちによって作られて来た、あるいはジプシー音楽の影響を色濃く残す音楽だと思われます。
盛岡に限らず、日本ではショーロを演奏する人口がかなり少なく千葉幸成くんは貴重な人材です。
正直、盛岡でショーロが聴けるというのはとても素晴らしいことだと思います。
もちろん、マヌーシュ(ジプシースゥイングジャズ)の演奏者も日本ではかなり少ないですから、これらを盛岡の地で聴ける機会を持てるというのは盛岡市民には大変ラッキーなことなんですよ。
機会を見つけたら、ぜひ聴いていただきたい音楽なのです。
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by ma.blues | 2012-10-28 22:19 | ライブ報告