張りと伸びのある声が響く・・・・・原田K介ライブ
彼はちょくちょく盛岡へやって来ていますが、実は職業的な関係で沿岸へよく出向いていて、その際に盛岡でライブを入れています。
今回も前日と当日、沿岸へ行っていて釜石から3時間ほどかけて戻って来てのライブでした。
オープニングは佐藤淳一くんが務めてくれました。
最近彼が好んで歌う「龍之介」くんの歌の他にかつてのフォークなども歌ってくれました。
近頃、使用するギターにピックアップを装着し安定した音を得られるせいか気持ちよく歌っている気がします。
K介くんは体格もよく、いかにも声が出そうな雰囲気です。
骨太に感じますがその声は張りも伸びもあり音程もしっかりとしています。
20代にはバンド形式で活動したりしていたそうですが、その後活動をやめ再び歌い始めたようです。
いわゆるフォーク系の歌が主流ですが、オリジナルはロックテイストなどが入ったものでグルーブ感もあります。
バンド形式にすれば、もっとロックっぽくなる気がする雰囲気を持っています。
最後の頃にはブルーズっぽいリフの曲を多く歌ってくれました。
本人は「ブルーズは歌えないから、それ風の感じで・・・」と語っていましたが、日本人がブルーズを完璧に歌えるわけではないですから「それ風で」いっこうにかまわないのです。
社会問題にも関心を持って行動していることを窺わせる選曲と語りで大変好感の持てるライブとなりました。
本人も気持ちよく歌えたようで店としても一安心。
初めての場所ではなかなかうまくいかないものですから、これは嬉しいことです。
来年に入っても彼はこちらへ通って来るので、その時にはまたライブを入れます。
彼も一度聴いてもらいたい歌い手の一人ですので、その時にはぜひご来店下さい。
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by ma.blues | 2012-12-04 15:12 | ライブ報告