大島渚、逝く

「みやこシネマリーン」の記事を書いたあとに大島渚の死去を知った。
なんという偶然なのだろうか。
滅多に映画関連の記事を書いていないが、たまたま書いたあとですぐに彼の死去を知るとは。

彼の存在は日本の映画界においても世界の映画界においても特異な存在だったであろう。
破天荒に思える言動が注目を浴びていたが、彼が作る映画は非常に緻密な組み立てと計算によって成り立っていた。
そして、常に「挑戦者」「挑発者」として存在した。
既成概念にとらわれない作風はおそらく日本に今後登場することのない個性だっただろう。

彼の人となりをは崔洋一監督の次の言葉がよく表しているだろう。

崔洋一さん「意識して世界へ発信」(大島渚さん死去)
(朝日新聞デジタル)

なぜか思い出すのは確か96年くらいだったと思うが壇上で野坂昭如と殴り合いをやったことだ。
あの時は「いい大人が・・・・・」と思ったが、あれが彼らの友情と信頼の証だったのだろうと、あとで思った。
そこまで真剣に相手のことを考える人間がまだ当時にはいたということになるのだろうか。
今だったら殴り合わないのだろうか?・・・・・・いや、今でも同じ場面を見ることになるような気がする。
(むろん、「あれはパフォーマンス」だと言う人間は多いが)

ものごとについてどれほど真剣に考えられるか。
相手に対してどこまで真剣に考えることが出来るか。
今でも自分の中で永遠の課題だ。

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by ma.blues | 2013-01-17 01:50 | 社会全般 | Comments(0)  

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