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新しいバーボン入荷

新たなバーボンが入荷しました。
現行のものと古酒で4種類。
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左がJohnny Drum(ジョニー・ドラム 43%)右がROWAN'S CREEK(ローワンズクリーク 50%)
どちらもやや古酒。
ローワンズクリークのボトルを見て??と思った方はお目が高い(笑)
そうです、ワインボトルを利用しています。
つまり、ワインボトルのリサイクルということになります。
当然、キャップはコルク仕様。

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左がOLD EZRA 12年(オールドエズラ12年 50.5%)右がEZRA BROOKS Black(エズラブルックス ブラックラベル 45%)
どちらもエズラブルックスのバーボンですが、年数の度合いでオールドエズラと名称が変わっています。
人気の高いバーボンなのでバーボンをいろいろ置いてある店では見かけることが多いと思います。

現行のウイスキーはすべてと言っていいほどアルコール度数が40%になってしまっています。
バーボンは『連邦政府により、1897年に制定された『ボトルド・イン・ボンド法』に基づいて製造されたバーボンウイスキーで、出荷の際に酒税を納税するため、『BONDED(納税済み)』とラベルに明記されています。現在ではこの『ボトルド・イン・ボンド法』は廃止になっていますが、未だにそれに基づいて製造されているバーボンは数種類あり、それらのバーボンには現在も『BONDED』と明記されています。
1897年に制定された『ボトルド・イン・ボンド法』というのは、下記の通りです。
1. 単一蒸留所で蒸留された原酒のみを使用する。
2. 同じ年に蒸留された原酒のみを使用する。
3. 政府管理化の保税倉庫で最低4年間熟成させる。
4. 100プルーフ(50度)で瓶詰めする。
現在は、以上のうち1、2及び4が守られていれば『BONDED』と明記する事が許可されています。』(バーボン銘柄辞典より)

ということで、かつては50%が基準でした。同時にブレンドしないものをこうして基準として作られていました。
もちろん、ボンデッドではないバーボンもあったわけでそれらの中には40%のものもあります。
個人的にはやはり43%以上のバーボンの方が美味しく感じます。
味の好みに関しては人それぞれですので「このバーボンはちょっと蜂蜜のような香りと甘さがあり・・・・・」などといった説明を店では一切しませんのでご承知置きを。
現在、店には14種類ほどありますので、いろいろ呑んでみて自分の好みを見つけて下さい。

かつて、ジャックダニエルズが好きでよく呑みましたが、当時のジャックは45%。
今のジャックとはまったく違う味だったように感じます。
ジャックと言えば、エズラブルックスはジャックダニエルズの対抗馬として販売されていたそうです。
テネシーウイスキーであるジャックがあまりに売れ過ぎて生産が追いつかなくなった時に、その対抗馬としてケンタッキーからエズラブルックスが登場したのだそうです。
そのためかどうか分かりませんが、ラベルの作り方やロゴの書体などがジャックとよく似ています。
今もエズラブルックスの人気が高い理由はこんなところにあるのかも知れません。

ケンタッキー州で作られるものがバーボンと呼ばれるわけで、厳密に言えばテネシー州産のジャックはバーボンではなくテネシーウイスキーと呼ばれるわけです。
ケンタッキーの居並ぶバーボンを凌駕する形でジャックが大売れに売れたというのは面白い話ですね。

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by ma.blues | 2013-12-18 02:19 | 営業案内  

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