津軽弁ロックシンガー畠山智行くんのライブ
8月2日は津軽弁ロックシンガー畠山智行くんのライブでした。
盛岡は夏の風物詩「さんさ踊り」の真っ最中で集客が危ぶまれましたが案の定の低調。
この期間中はライブを入れない方がいいかなって感じですね。
共演してくれたのはこのところ腕を上げてきているTAXIくんでした。
この夜は石澤さんとのコンビ石澤TAXIではなくソロで「個人TAXI」(笑)
クロスロードでは初めてエレキを使用してのライブでした。
初めて聴いた頃に比べるとかなり安定感が増してきましたね。
彼はまだまだ伸びていくでしょう。
畠山くんのライブは今回で2度目ですが、今回はちょっと喉が荒れていたかな?
歌い続けていますから常に同じ状態を保つのは難しいと思います。
津軽の言葉は個人的には馴染みがないわけではないので聴き慣れてくるとそのまま耳に入ってきます。
いわゆる標準語的な表現に比べたら方言は人間味がありますし感情表現も豊かに感じますね。
ただ、独特な方言でないとその良い部分を上手く引き出せないかもしれません。
自身の故郷の言葉を使っても標準語とさほど違いがないので面白味に欠けます。
津軽弁や薩摩弁、琉球弁(そんな言い方はないでしょうが)などは本当に独特ですので、
それらの言葉によって表現されるものはひと味もふた味も違った雰囲気を作り出します。
畠山くんは元々が役者ですので声量は十分にあります。
語り部分は少しトーンを落として囁くように、歌い上げる部分ではバシッと声を出してきます。
その辺りは役者としての経験が役立っているだろうと思いますね。
彼は紅白出場を狙っているそうです。
「夢」と言えばそうでしょうが、なんでも望まなければ何も成すことは出来ません。
望んで、そこへ向かって走り続けることで何かを成し遂げることが出来るのですから。
彼の「夢」を応援してあげたいと思っています。
皆さんも機会がありましたら、是非彼の歌を聴いてあげてください。
by ma.blues | 2017-08-08 00:50