カテゴリ:社会全般( 27 )

 

3月、4月の首都圏での抗議行動

今月、来月は様々な抗議行動が組まれています。
原発問題、機密法(共謀罪)、自衛隊、戦争法、森友学園疑惑など、問題となるものがあまりに多くあります。
お近くの方、お時間取れる方は是非ご参加下さい。
今後も折に触れ、こうした情報をご紹介いたします。

自衛隊は南スーダンから撤退を!共謀罪反対!3.19総がかり行動

日時 3月19日(日) 13:30~

場所:衆議院第二議員会館前(地下鉄「国会議事堂前」「永田町」下車)

主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会


いのちを守れ! フクシマを忘れない さようなら原発全国集会

日時 3月20日(月、春分の日)

場所 代々木公園(JR「原宿駅」、地下鉄「明治神宮前駅」「代々木公園駅」)

11:00 ブース開店

さようなら原発ライブ

李政美さん、板橋文夫さん、ジンタらムータ、趙博さん、中川五郎さん

13:30~トーク

落合恵子さん(作家)、鎌田慧さん(ルポライター)、河合弘之さん(弁護士)

福島現地、福島避難者、被曝労働者 ほか

15:00~デモ行進(2コース)

渋谷コース:会場→渋谷駅前→明治通り→神宮通公園(解散)

原宿コース:会場→原宿駅→外苑前駅→明治公園周辺(解散)

■詳しくはこちら⇒ http://sayonara-nukes.org/


毎週木曜日に森友疑惑徹底糾明!安倍政権は退陣せよ!緊急連続行動

森友学園への国有地売却問題は、値引きとごみ処理の不透明さの問題だけにとどまらず、安倍首相等の関与についての徹底的な究明が必要です。

「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は、当面、毎週木曜日に国会議員会館前で緊急行動を行うことになりました。どなたも参加できます。

日時:毎週木曜日(3月23日、30日、4月6日は下記の共謀罪集会と合同)

18:30~1時間程度

場所:衆議院第二議員会館前(地下鉄「国会議事堂前」「永田町」下車)


4・6共謀罪反対!日比谷野音集会・デモ

日時:4月6日(木)18:30~

場所:東京・日比谷野外音楽堂(地下鉄「霞ヶ関駅」「日比谷駅」)

    18:30~19:30 集会

    19:30~ 国会・銀座デモ

共催:共謀罪NO!実行委員会

   戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会


戦争をさせない1000人委講演会「浜矩子と佐高信がアベノミクスを斬る!」

安倍政権は経済政策の成功を謳ってきましたが、すでに破たんがあらわになりつつあり、貧困・格差の拡大が深刻になっています。戦争をさせない1000人委員会の呼びかけ人の佐高信さんと、安倍政治を徹底的に批判する浜矩子さん(同志社大学教授)の講演会が開催されます。どなたも参加出来ます。

 日時:4月1日(土)14:00~16:30

 場所:千代田区神田駿河台「連合会館」2階大会議室

(地下鉄「新御茶ノ水」「淡路町」「小川町」、JR「お茶の水」下車)

 ※地図 http://rengokaikan.jp/access/

 講演:佐高信さん(評論家)

    浜矩子さん(同志社大学大学院ビジネス研究科専門職学位課程教授)

 主催:戦争をさせない1000人委員会(電03‐3526‐2920)


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by ma.blues | 2017-03-17 20:07 | 社会全般 | Comments(0)  

「通販生活」冬号・・・読んだら面白い

「通販生活」冬号で夏号での参院選特集に対して送られて来た読者の批判が載っている。

夏号での特集記事のトップは画像のようなもの。

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文章は読めないかもしれないのでここに転載する。


自民党支持の読者の皆さん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか。

『通販生活は買い物雑誌なので、自民党支持の読者もかなりいらっしゃいます。たまに安倍首相批判の記事をのせると「けしからん、買い物以外に口を出すな」という抗議のお手紙をいただきます。

で、またまた抗議のお手紙を覚悟の上で、自民党支持の読者の皆さん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか。

多数におごることなく、アメリカにおもねることなく、常に民主主義的手続きを尊重するフェアな保守政党としての自民党に変ってもらうには、一強多弱はよくありません。

今の「もの言えば唇寒し」の気分、どこかの国に似て来たように思いません?』


この特集に対する批判・抗議の手紙のうち16通(要約もあり)を紹介している。

紹介数が少ないように感じるが、読んでみるとおそらく同じようなものが多く寄せられていたからなのだろうと想像がつく。

で、「編集部からのお答え」として以下の文章で締めくくられている。


『172人の読者のご批判は、おおむね次の3つに集中していました。

(1)買い物雑誌は商品の情報だけで、政治的な主張はのせるべきではない。

(2)政治的記事をのせるのなら両論併記型でのせるべきだ。

(3)通販生活は左翼雑誌になったのか。


(1)について申しますと、「買い物カタログに政治を持ち込むな」というご意見は「音楽に政治を持ち込むな」と同じ意見になるかなと思いました。

たとえば福島第一原発のメルトダウンがいい例ですが、日々の暮らしは政治に直接、影響を受けます。したがって、「お金儲けだけ考えて、政治の話には口をつぐむ企業」にはなりたくないと小社は考えています。「政治の話は別にやれ」という使い分けもしたくありません。企業の理念と行動をありのまま読者の皆さんにお見せしたいと考えています。

(2)の両論併記は、「対立する意義を理解し合う形式」の一つと考えて実行してきました。これからも実行して行きます。しかし、憲法学者の約9割が違憲としたほどの「安倍内閣の集団的自衛権の行使容認に関する決め方」は両論併記以前の問題と考えた次第です。

(3)についてお答えします。

戦争、まっぴら御免。

原発、まっぴら御免。

言論圧力、まっぴら御免。

沖縄差別、まっぴら御免。

通販生活の政治的主張は、ざっとこんなところですが、こんな「まっぴら」を左翼だとおっしゃるのなら、左翼でけっこうです。


「良質の商品を買いたいだけなのに、政治信条の違いで買えなくなるのが残念」と今後の購読を中止された方には、心からお詫びいたします。永年のお買い物、本当にありがとうございました。』


批判の手紙を読んでいて、いまだにこんな風に思っている人がいるんだね?と思ってしまうものが多いと感じた。

「政治に口を出すなら別建ての雑誌でやればいい」といった意見もあるが、これは自分が好きな雑誌には自分の好まない記事を載せるな、というエゴに過ぎないのじゃないかと思う。

つまり、自分のテリトリーの中では自分と考えが違うものは排除するということ。


どんな状況であれ政治は生活を左右する大きな存在であることに間違いない。

そして、生活はその政治の中でしか成立しない。(ここ、重要ですよ!)

生活に密着した情報を提示しようとすれば、どうしてもその時の政治を考えざるを得ない。

と考えていけば、たとえばファッション雑誌であれ音楽雑誌であれ、どのような雑誌でも政治について語っていかざるを得ないと考える。

それが否定されるのであれば、その雑誌は宙に浮いた、まさにヴァーチャルな存在にしかならない。

そんな雑誌の記事など信じるに足るのだろうか?

ましてや、そうした雑誌などの言論が批判によって削除あるいは出版されないような事態になったら。


この編集部からの答えはカタログハウスの覚悟というか信念をよく表したもので傍からはあっぱれと言うしかない。

最後の『こんな「まっぴら」を左翼だとおっしゃるのなら、左翼でけっこうです。』の下りでは思わず吹き出しそうになったが、この突き放し方は痛快だ。


それにしても、批判の数が172人って少なくない?

相当部数が売れている雑誌だと思うのだが、これだけなんだ?と少なく感じる。

もっとも、このあともまだ届いているのかもしれないが。


いい悪いのコメントはしません。(暗に書いているかもしれないけど)

興味を持たれたら夏号、冬号をあわせてお読みになるとよいかと。

二冊で360円。この値段で楽しめる本ってなかなかないですしね。


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by ma.blues | 2016-11-26 06:25 | 社会全般 | Comments(0)  

ボブ・ディランがノーベル賞・・・

ボブ・ディランがノーベル文学賞受賞。
このニュースに驚いた方は多かったでしょうね。
個人的には意外ではあったけれど「へえ〜」といった感想でしかなかった。

ノーベルの当初の思惑とはかけ離れた部分の多いノーベル賞には批判的意見もあるが、どちらかと言えばどうでもいいかな?といった感触が強い人間にとっては誰が受賞したにせよ、さほど興味を覚えるものではない。
ちょっと奇異に思えたのは音楽家が文学賞を受賞した点だろう。
むろん、ボブ・ディランは詩人としても評価が高いわけだから詩人として扱えば文学賞も当てはまる。
ただ、彼はミュージシャンとしての名声が世界的に轟いている。
彼の詩は彼の曲があってこそその存在意味が確立する。
単純に彼の詩を切り離した評価というのはどうもピンと来ないというのが正直な感想。

受賞理由は「アメリカの文学に新たなページを開いた」みたいなものだったようだが、アメリカの文学に対する影響力がそれほど大きく世界的に評価されるものなのだろうか?といった疑問がわいて来る。
もちろん、アメリカ文学に大きな影響を与えたのは事実だが、こと詩に関して言えばアレン・ギンズバーグの方がよほど大きな影響を与えたと思える。

ボブ・ディランはその詩を音楽に乗せて大衆的に広めた。
そして、それはアメリカ国内のみならず全世界のミュージシャンや詩人に影響を与えた。
20世紀における希有な存在であることは事実である。
要するに、ノーベル文学賞受賞の理由が何となくピンとこないというだけであって、彼に対する世界的評価を否定するものではない。
蛇足だが、相変わらず万年候補の村上春樹の受賞に右往左往している日本のファンたちの喧噪が、あっけなく意外な形で消えたのは個人的には面白い風景だった。

ボブ・ディランの受賞がその受賞理由はともかくとして、アメリカ国内では彼がともすれば「居て当たり前」の存在となっている現状の中で、もう一度彼を見直す作業が行われる可能性を生むであろうことは評価出来ると思う。
いずれにしても、彼がノーベル文学賞を受賞したことはまさに「時代は変わる」ということの具現化なのかもしれない。

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by ma.blues | 2016-10-14 15:48 | 社会全般 | Comments(0)  

反原発、反安保法制の集会のお知らせ

首都圏での集会のお知らせです。
近々で時間的に余裕がないものもありますが、時間が取れる方はぜひご参加下さい。

●原発とめよう!東京ネットワーク冬の連続講座 最終回
2月17日(水)18時30分~21時
「フクシマの核のゴミの行方」(第3回で予定され講演者の体調不良により中止になった講座です)
講師:伴 英幸(原子力資料情報室共同代表)
会場:連合会館5階 501会議室
千代田区神田駿河台3-2-11
(東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」丸ノ内線「淡路町駅」都営新宿線「小川町駅」下車B3出口横)
参加費:500円(資料代込)
主催:原発とめよう!東京ネットワーク

●戦争法を廃止へ!安倍内閣は退陣を 総がかり行動
日時:2月19日(金)18:30~
場所:衆議院第2議員会館前を中心に
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

●2.21首都圏アクション国会大包囲 止めよう!辺野古埋立て
日時:2月21日(日)14:00~15:30
場所:国会周辺
主催:「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会
   戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会

●再処理とめたい!首都圏市民のつどい定例デモ
日時:2月27日(土)集合:13時30分 デモ出発:14時
集合場所:みやしたこうえん(明治通り沿い原宿寄り・渋谷駅より徒歩8分)
主催:再処理とめたい!首都圏市民のつどい
お問い合わせ:電話 03-5289-8224(原水禁)

●─福島原発事故から5年─被害者を斬り捨てるな!全国集会
日時:3月2日(水)
会場:日比谷野外音楽堂(東京都千代田区)
開場:13時30分
開会:14時:開会
デモ出発:15時30分
主催:原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)
連絡先:080─5739─7279
mail:hidanren@gmail.com
http://hidanren.blogspot.jp/

●原発のない未来へ!3.26全国集会
日時:3月26日(土)
場所:代々木公園
タイムテーブル:
 11時~ ブースオープン
 11時30分~13時 野外ステージ・ケヤキ並木ステージ
  オープニングライブ・トーク・アピール
 12時30分~14時30分 メインステージ
  オープニングライブ・大集会
14時40分~ 大行進(デモ)3コース予定
主催:さようなら原発1000万人アクション 電話:03-5289-8223
   原発をなくす全国連絡会 電話:03-5842-6451
   首都圏反原発連合 電話:080-9195-2668
   反原発運動全国連絡会 電話:03-3357-3810
http://www.nonukesday.org/

●講演会 さようなら原発─世界から
日時:3月27日(日)14時~16時30分(13時30分開場)
会場:星陵会館
千代田区永田町2-16-2 電話:03-3581-5650
有楽町線、半蔵門線、南北線 永田町駅下車6番出口徒歩3分
千代田線 国会議事堂前駅下車5番出口徒歩5分
南北線 溜池山王駅下車(国会議事堂前駅5番出口)徒歩5分
銀座線、丸ノ内線 赤坂見附駅下車11番出口 徒歩6分
プログラム:
講演:「福島原発事故をめぐる裁判の現状と見通し」
   海渡雄一(弁護士)
報告:「チェルノブイリ原発事故の被災者から」
   ジャンナ・フィロメンコ(ベラルーシ)
講演:「フクシマとチェルノブイリを結んで─被曝問題を考える」
   振津かつみ(医師・チェルノブイリ救援関西)
報告:「台湾の脱原発の現状」
   シユウ・グァンロン(台湾・環境保護聯盟)
主催:さようなら原発1000万人アクション実行委員会


時代はいつか変わる。
何かの瞬間に時代は変わる。
それは歴史が証明している。
問題は変えるのが誰なのか?ということでしょう。

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by ma.blues | 2016-02-13 04:02 | 社会全般 | Comments(0)  

世界はがらくたの中に

12月8日はジョン・レノンが亡くなった日だ。
そして、旧日本軍が真珠湾を奇襲攻撃した日だ。
あの太平洋戦争の開幕を意味する日に奇しくも彼は亡くなった。
彼は「Imagine」(イマジン)の中で「平和なんてないさ」と歌った。
この曲は1971年にアメリカや日本などで「It's So Hard」のカップリング曲としてシングルカットされた。
ところが、本国イギリスではその四年後1975年にシングルカットされている。
何か意味があったのだろうか・・・
(ちなみに彼の死後、全英ヒットチャートでこの曲はトップになる)

ジョンが世界に平和など存在しないと歌った時よりずっと前、大戦中のヨーロッパでヘルマン・ヘッセは「さようなら世界婦人よ」を書いた。

「さようなら世界夫人よ」
ヘルマン・ヘッセ 植村敏夫訳


世界は がらくたの中に横たわり
かつてはとても愛していたのに
今 僕等にとって死神はもはや
それほど恐ろしくはないさ

さようなら世界夫人よ さあまた
若くつやつやと身を飾れ
僕等は君の泣き声と君の笑い声には
もう飽きた

世界は僕らに愛と涙を
絶えまなく与え続けてくれた
でも僕等は君の魔法には
もう夢など持っちゃいない

さようなら世界夫人よ さあまた
若くつやつやと身を飾れ
僕等は君の泣き声と君の笑い声には
もう飽きた


ヘッセが「世界婦人」と揶揄したのはむろん女性に対してではない。
世界を意味する女性名詞であるDie WeltをFrau Weltと書き換えて母なる大地的な意味合いや自らの周りをも意味する言葉に置き換えたと思われる。
この二曲に共通する点は世界の状況を憂いていることであり、その絶望感も含まれる。

Imagine by john Lennon

Imagine there's no Heaven
It's easy if you try
No Hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today...

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one


対訳(デイオフィスさんの訳)
想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって...

想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって...

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ

想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって...

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ


「イマジン」の方が希望を感じられる歌詞に読めるが、どちらも同じ方向を見つめている気がする。
時を隔てて同じように世界を憂う詩が生まれ世界中へ広まっていることに少々愕然とする。

ご存知のように「イマジン」はアメリカでのテロ後、放送禁止となった。
ジョンは特定の宗教を目指したわけでもなくテロを推奨したのでもない。
権力者は自分たちの存在を脅かすものに対しては敏感だ。
放送禁止などという強制措置を採ったとしてもこの詩は永遠に人々によって歌い継がれるだろう。

「さようなら世界婦人よ」は頭脳警察のPantaが高校生の頃に曲を付け、70年代初頭に録音されている。
そして、この曲の入ったアルバム「頭脳警察Ⅱ」は当時発売禁止となった。
この曲が槍玉に挙げられたと言うより彼らの作る楽曲全体に対する権力者の恐怖感がそうさせたのだろうが。

今の世界はどうなのだろう?
平和は見えているのだろうか?
がらくたの中に横たわってはいないだろうか・・・
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by ma.blues | 2015-12-09 00:57 | 社会全般 | Comments(0)  

生きるために必要なこと・・・安保関連法案に思う

なぜ今このような法律が必要なのか?
まず一つはこの素朴な疑問です。
戦後70年、一つの節目であることは事実ですが、なぜここで「安保関連法案」が必要とされるのか、その説明は安倍総理大臣ほか成立させようとしている人たちの言葉からは窺い知ることが出来ません。
「戦後談話」に何が含まれるのか、今までの政権が踏襲して来た言葉を使うのか使わないのか、使わないのであれば何を語るのか?
なぜ戦後70年だから「何かを変えよう」としているのか?

このかん、安倍自民党は実に多くの法案を提出しそれぞれの論議が国会で十分に成されたとは言えない状態で成立させて来ています。
あまりに数が多く、おそらく野党もすべてを十分に対抗するだけの論理を組み立てるのが難しいあるいは間に合わない状況だったと思います。
参議院選挙の定数是正、刑事訴訟法の改定案、原発再稼働、18歳からの選挙権、マイナンバー制度導入など多くの法案が矢継ぎ早に上程されその対応だけでおそらく野党の多くはどれをメインに反論して行くのかを協議するだけでアップアップだったでしょう。

加えて、もっとも論議が集中している安保関連法案が約10項目をまとめて提出されて来たわけです。
2月16日に自衛隊海外派遣に関する恒久法制定
2月18日、他国軍への後方支援としての武器輸送・弾薬提供の解禁
2月20日、武器使用新基準の策定
・・・・などなど極めて拙速な動きのあとに安保関連法案が提出されるわけです。
その内容は
1.自衛隊法
2.国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律(国連PKO協力法)
3.周辺事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律(周辺事態安全確保法→重要影響事態安全確保法)
4.周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律(船舶検査活動法)
5.武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律(事態対処法)
6.武力攻撃事態等におけるアメリカ合衆国の軍隊の行動に伴い我が国が実施する措置に関する法律(米軍等行動関連措置法)
7.武力攻撃事態等における特定公共施設等の利用に関する法律(特定公共施設利用法)
8.武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送の規制に関する法律(海上輸送規制法)
9.武力攻撃事態における捕虜等の取扱いに関する法律(捕虜取扱い法)
10.国家安全保障会議設置法
これら10項目の法改変によって成り立つものです。

こうして羅列しても何がなんだかよく分からないというのが一般庶民の感覚でしょう。
いろいろ調べていたって、即座にこんなに多くの法律改変は理解出来ません。
ただ、今マスコミで多く取り沙汰されているのは、当然と言えるのですが5から9の法律改変でしょう。
端的に言えば「武力攻撃事態」をどのように想定するのか?なのです。
その設定いかんによって「防衛」なのか「攻撃」なのかの論議が起こるからです。

多くの方はご存知かと思いますが、憲法においては自国自衛のため以外の武力行使は認められていません。
安倍内閣は国会において野党の質問に対して「紛争状態における地域から米艦船等が日本国民を保護・救出して来た時にその艦船等が攻撃された場合、日本はその支援に自衛隊を派遣する」と言っています。(この文言は国会で安倍総理が述べた言葉をすべて正確には記していませんのであしからず)

しかし、米国は自国外に在住する国民の非常事態に対して
「米国軍があなたたちを救出に行くことを期待しないで下さい。それはハリウッド映画の中での話です」
と答えています。(この文章も正確に記したものではありません。要約です)
ここではっきり分かるのは非常時に自国民さえも軍隊が救出しようとしないのに日本国民を米国軍が救出に向かうわけもないし救出はしてくれないということです。
しかし、安倍内閣はこの有りえもしない前提を作り出して自衛隊の派遣を設定しているのです。
これは「そのような情態が想定出来たら自衛隊を派遣する」と言っているわけで、実際にそのような情態にならなくても派遣することを意味しています。

安倍内閣は何をしようとしているのでしょう?
彼らに日本の未来を託すことが出来るのでしょうか?

自民党の若手議員の中から、もうとんでもない発言が相次いでいますね。
首相補佐官の礒崎議員(若手とも言えないが)の発言、
「(安保関連法案について)法的安定性は関係ない」
一応、日本も法治国家なんですけどね(笑)
どんな法律であろうと「法的安定性」がなければそれは法律としては成立しないのですが。
この人、以前にも「憲法改正を国民に味わってもらう」などと暴言を吐いています。
彼を任命したのはもちろん安倍晋三本人であって彼とは非常に仲が良いらしいですけど。

武藤貴也議員(滋賀四区 釧路市出身)
「SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。2015年7月31日 01:17」
はい、これがツイッターでつぶやいた全文らしい。
先の礒崎議員にしてもこの武藤議員にしても東大出身のまぁエリートさんですが、こういう言葉をヘラッと言えるところがエリートなんでしょうかね。
僕たちはいったいどういう時代に生きているんだろう?と疑問に思っちゃう。
名指しされたSEALDsのメンバーからはもっともな反論がされていました。
「まるで戦争中じゃないか!」
確かに戦争中はこうした発言が横行し少しでも戦争に反対する人間は周りから蔑まれ差別されるだけでなく時には「特高」にしょっぴかれてひどい拷問を受けたりしていたわけです。

彼のツイッターに反論を投稿した人間に対する「反論」には「相手を貶める、相手のミスに付け入って攻撃する」といった『学の有る人間』のもっとも汚らしいやり口が露見しています。
機会があれば覗いてみて下さい。
彼の反論に対するやり取りがいかに思い上がった発言かよく分かります。

ほかにも、ろくでもない自民党議員はいっぱいいるんですが、とりあえず今回はこれだけにしておきましょう。
今回はめっちゃ長いブログになっちゃいました。
安保関連法案の国会論戦のためのマニュアル(自民党内)みたいのがマスコミに流れていて、その最後のところで非常に弱々しい表現が出ているのですが、それはまた何かの機会に。
たぶん、ネットで探せばそれらは出てくるでしょうけど。

あ、ひょんなことで見つけてこれは面白いと思ったYoutube。
「教えて!ひげの隊長」
これ二つあって二つ目、自民党が作ったもので「ひげの議員」佐藤某本人が出てたりして。
これ観るだけでも「お前の言ってることおかしくね?」と言いたくなって笑ってしまったのでした。
で、これをパロったのが次のYoutube。
「【あかりちゃん】ヒゲの隊長に教えてあげてみた」
どっちが説得力有るかね。

誰もが戦争なんて望んでいないと思っていたけど、そうじゃない人たちっていつの時代にもいるものなんですね。
黙って見過ごすわけにはいかないなぁ。

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by ma.blues | 2015-08-09 06:16 | 社会全般 | Comments(0)  

辺野古米軍基地建設に反対する緊急署名のお願い

「辺野古米軍基地建設に向けた埋立工事の即時中止を要請する」 
辺野古埋立工事の即時中止を要請する 緊急署名事務局

報道などでご存知のことと思いますが、沖縄の辺野古に新たな米軍基地建設のため、自然豊かな海が壊されようとしています。
多くの珊瑚群があり、絶滅危惧種のジュゴンの生育場所として有名です。
すでに報道されているように、この海に基地建設を進めるため作業海域設定用のブイが数多く設置されていますが、このブイのアンカー(おもり)である巨大なコンクリートブロックは珊瑚たちを押し潰しています。
こうした作業が行なわれるようになってからジュゴンたちが現れなくなって来た、との報告も入っています。

普天間基地返還に伴う新たな基地建設ですが、沖縄県知事選の結果を見る通り県民の意思は「辺野古NO!」です。
政府は沖縄県知事との面会さえも避けていますが「地方創生」のスローガンとは真逆の対応をし続けていると言えるでしょう。
地方自治の独立性が確立されない限り「地方創生」などあり得ません。
今、政府が沖縄に対して行なっている行為はスローガンを無視した押しつけに過ぎません。

作家の大江健三郎さん、東大名誉教授の和田春樹さんなど多くの人々によってこの署名は呼びかけられています。
全国の多くの方がこの活動に賛同され署名されることを願います。
同時に、この署名サイトの拡散もお願いいたします。
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by ma.blues | 2015-04-02 00:00 | 社会全般 | Comments(0)  

旅立ちへのメッセージ・・・盛岡駅のボードメッセージ

盛岡駅の二カ所の改札口に掲げられたホワイトボードに書かれたメッセージがネットで話題になっています。
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(Twitterより転載)

盛岡駅勤務の女性社員が提案し自ら手書きで掲げたそうです。
自身も鉄道を利用して通学していた思い出などからこのメッセージを提案したようです。
この春、多くの人たちが学校を卒業し旅立ちます。
盛岡駅から旅立ち、また盛岡駅に降り立ちふるさとへ帰ってくる。
そんな連鎖がこれまでも連綿と続けられて来たことでしょう。

新卒業生や今春に岩手を離れほかの土地へ就職する人々にとってはもちろんのこと、かつて同様にこの駅から旅立った経験を持つ人にとってもこのボードは特別な気持ちを感じると思います。

この行為を思い立った女性社員の気持ちもさることながら、ボードを掲げることを許可したJR盛岡駅の粋な計らいにも拍手ですね。
残念ながら、このボードは今日までで撤去されてしまうようです。
せめて来月の初旬くらいまでは掲げておいて欲しいと思うのですが・・・
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by ma.blues | 2015-03-31 19:28 | 社会全般 | Comments(0)  

大瀧詠一、急死

30日の夕方、日本の音楽界で独自の世界を築いてきた大瀧詠一(元はっぴいえんど)が急死した。
1948年、岩手県江刺郡梁川(現在は奥州市)生まれ、享年65歳。

彼の音楽はさらっと聴くとただのポップス風な曲に聴こえるが、その中に様々なエッセンスがはめ込まれているマニアックな曲作りがされていた。
CMに使われた曲だけのアルバムを作るなど、日本の音楽界において先駆的な役割を果たして来た。
個人的には1971年、結成一年後のはっぴいえんどを「中津川フォークジャンボリー」のサブステージで見た。
それが彼を見た最初で最後だった。

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by ma.blues | 2013-12-31 21:28 | 社会全般 | Comments(0)  

Rio+20 地球サミット2012 (国連持続可能な開発会議)におけるムヒカ大統領のスピーチ

2012年6月20日から22日までの3日間、ブラジル・リオデジャネイロにおいて開催されたRio+20 地球サミット2012 (国連持続可能な開発会議)
この会議の最後にスピーチしたのが「世界一貧乏な大統領」と言われるウルグアイのホセ・ムヒカ大統領だった。
そして、その内容は多くの国の指導者にとって「耳の痛い」ものだった。
このことを実は最近まで知らなかった。
知人によって教えられたのは日系ユースネットワーク総会長の打村明さんによる翻訳文だった。
彼のブログのリンクも掲載しておくが、ここにムヒカ大統領のスピーチ全文を載せておく。
あえて注釈や個人的な主張は付けません。
是非とも多くの方に読んでいただきたいスピーチです。

リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ:ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版)

ムヒカ大統領のリオ会議におけるスピーチ:(訳:打村明)

会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?
質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。

息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。
私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?

このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。

現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクロス、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。

国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。
根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。

私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が私の国にはあります。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。

私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。

そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。
幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

ありがとうございました。


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by ma.blues | 2013-12-22 17:06 | 社会全般 | Comments(0)