カテゴリ:ライブ報告( 256 )

 

この店はせますぎる・・・・・・・4/24ライブ報告

24日(土)はMIMI☆TATAさんのライブでした。
ミユ(Vo)とタカ(Ag)にゲストでパーカッションののりさんが参加。
のりさん、水沢からわざわざ来てくれたのだそうです。感謝!

オリジナル曲を中心に始まったライブ、ミユさんの声はよく通り一曲目から全開という感じです。
ものおじしない彼女の歌い方は好感持てますね。
そして、二枚目の画像で分かるようにかなり動きが大きいです。
この店ではせますぎる・・・・・
まず、そんなことを感じさせるステージングでした。

21歳だというミユさんを40代のタカさんとのりさんがサポートするという感じ。
二人の演奏は落ち着いていて安定していました。
だから、彼女はのびのびと歌うことが出来るのでしょう。
コンビとしてはきちんとまとまっていましたし、のりさんのパーカッションもいかにも慣れた感じでした。

ミユさんのボーカルは誰かを思わせるとかいったものでなく彼女自身と言えます。
強い個性を持っているというわけではないですが彼女独自の声だと思います。
ただ、音を延ばした時などに若干音程がふらつくこともありました。
ビブラートをかけない延ばし方ですのでどうしてもそのふらつきは気になります。
ボイストレーニングで改善されるものだと思いますし、是非そうして欲しいと思いました。
彼女はもっともっといい音を産み出せる素質を持っていると感じていました。

お客さんがちょっと少なく残念なことになってしまいましたが彼女がのびのびと歌ってくれたのが嬉しかったです。
本番になってバックとボーカルのバランスが若干崩れたことは反省材料です。
狭い店ですのでボリュームが上がるとどうしてもバランスが崩れます。
もっと、音の打ち合わせをきちんとしなければならないと思いました。

ともあれ、今後も出演していただきたいユニットです。
またいつか、楽しいライブを作って行きましょう。
あ、今回はカホンとジャンベでの出演でしたが、のりさんって本来はコンガの名手なんだそうです。
キューバまで行って本場の音を探って来たそうで本当はキューバの音楽をやりたいそうです。
形を作って叩くというのではなく、感覚で音を加えて行くというものですのでとても感性的なパーカッションでした。

う〜ん、それにしてもこの店、せますぎるなぁ・・・・・・
そればかり感じたライブでした(笑)

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by ma.blues | 2010-04-26 14:38 | ライブ報告 | Comments(4)  

店が揺れてる・・・・・04/17ライブ報告

昨夜はジャッキー皆川さんのライブでした。
告知は「ジャッキー皆川とあべちゃん」でしたが、あべちゃん、仕事の都合で遅れてました。
急遽、ギターとマンドリンを担当する斉藤仁さんが呼ばれたようです。
「朝、起きたら着信メールが・・・[今日、ライブです。バックに入って下さい]
夜中2:00の着信ですよ」
ライブ中、急な呼び出しだったことが判明。

あいにく、昼過ぎから冷たい雨が降り続きお客さんの入りが心配されました。
実際、開始時刻近くになってもまだ一人のお客さんもいませんでした。
『ああ〜、今夜はあかんわ・・・・』
内心、そう思いながらPAの調整をしていました。

ところが、開始時刻ギリギリになった時、階段から多くの足音が。
ドアを開けて入って来たのは女性五人。
『えっ?』
皆さん、皆川さんとは顔見知りの様子で話に花が咲きいきなりにぎやかな店内になりました。
そうこうしているうちに次々とお客さんがいらっしゃり、見た目「店内いっぱい」(笑)

何か妙な雰囲気を感じたのですが、その原因は男性客が一人しかいないことでした。
2部構成で行われたライブでしたが休憩の頃に新たにお客さんが3人いらっしゃったのですがこれまた全員女性。
最後まで男性客一人は変わりませんでした。

さて、ライブは初めからノリノリ。
オリジナル曲を数曲歌ったあとに「ふきのとう」「NSP」などの歌が歌われ、確かにフォークのライブでした。
ところが、2部に入ると一転した光景が・・・・・
確かにノリのよい曲を連続させていたのですが踊り出す女性が。
『ん??? 今日はフォークライブだよなぁ・・・・・』

フォークライブで踊っている光景は初めて見ました。
それに休憩前に到着したあべちゃんには「あべちゃん!」コールが。
前回のライブ報告で「盛岡のお客さんはシャイで・・・・・」と書きましたが訂正しなければなりませんね。
決して、そんなお客さんばかりではありませんでした(笑)
なんにしても、初体験をいろいろとした一夜でした。

「叙情派シンガー」と聞いていたのですがちょっと『う〜ん』でした(笑)
でも、歌い込まれていることを感じさせる歌声でギターとのバランスもうまく取れていた感じです。
急遽、呼ばれたと言う斉藤さんのリードギターとフラットマンドリンは渋かったですねぇ。
以前はよく一緒にやっていたそうでほとんど打ち合わせ無しでやり出したライブにも関わらず息はぴったりで長年の経験の深さを感じさせました。

個人的には久し振りに聴いたフラットマンドリンの音がとても心地よかったです。
それから、あべちゃんのベースは確かにフォークのバックをやっているのですが
もっともっとポップなというかグルービイな音に聴こえました。
三人の音が一緒になるとタダのフォークソングという感じではなくなっていましたね。
70~80年代のフォークではありましたが音の雰囲気はあべちゃんのベースでかなり変わっていたと思います。

今月はあと一回、MIMI☆TATAのライブが入っています。
4月24日(土) pm8:00~
こちらのライブにも是非いらっしゃって下さい。



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by ma.blues | 2010-04-18 21:50 | ライブ報告 | Comments(0)  

暖かな夜

昨夜はハウスバンドHot club of MORIOKAのライブでしたが
とても暖かな夜でヒーターが必要ないほどでした。
5月の連休になっても冷え込んだりしますから安心は出来ないのですが
こうして、少しずつ春になって行くんですね。

暖かくなったせいなのか、気合いが入っていたのか
リーダー寺田くんのギターはいつもより運指が軽やかで力が入っていたように思えました。
しかし、暖かいのは逆に彼にとっては別の悩みを持ち込みます。
照明の真下での演奏ですのでお客さんの熱気も加わりステージスペースはとても暑くなるのです。
去年の夏には汗だくで一曲ごとに汗を拭かなければならなかったほどでした。
昨夜もかなり暑くなっていただろうと思います。

前回に続いて2部構成でのライブ。
これは指を酷使する寺田くんにとってはよい方向ですね。
暑さと演奏のしんどさで酸欠気味になる彼が途中で休めるのはいいことです。
2部は少し余裕を持って演奏出来ている感じでした。

ライブ開始時は席が三つほど空いていました。
ところが、ライブ終了直前に4名が店に入って来て満席に。
アンコールがかかって1曲やったのですが遅く来た彼らのために
もう1曲サービスで「マイナー・スウィング」を演奏。
さて、終わりとなったところへ3名のお客さんが・・・・・

もうほとんど座れるスペースはなかったのですが
先にいたお客さんたちが気を利かせてお帰りになってくれました。
予備の丸イスなどがありますのであと数席は作れるのですが混乱状態になってしまいました。
反省です。

皆さん、もっと早く来てもらえればライブをじっくり聴けたんですけどねぇ・・・・・・
他にも数名の方が店を覗いて帰って行かれたそうで
今まで店に来ていないお客さんたちが徐々に来て下さっているようです。

昨夜はかけ声や感嘆の声がけっこう飛びベースソロに拍手が入るなど
『うん、普通にライブハウスやってる・・・』てな感じでした(笑)
演奏者にとって拍手やかけ声は本当に励みになります。
盛岡のお客さんたちはけっこうシャイな方が多くいつもかけ声はあまりかかりません。
でも、ちょっとした勇気で声を出しましょう!
演奏にますます熱が入って来ますから。

さて、来月は8日に一周年記念企画がありますが
その翌週15日(土)には店でハウスバンドのライブがあります。
もちろん、一周年記念企画に多くの方がご参加していただきたいのですが
店でのライブにも立ち寄って下さい。
次回もpm8:30からのスタートです。

今月のライブはあと2回。
17日(土)pm7:30~
ジャッキー皆川とあべちゃん
24日(土)pm8:00~
MIMI☆TATA
席数が少ないですので、みなさん遅れないように来て下さいね。


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by ma.blues | 2010-04-11 21:32 | ライブ報告 | Comments(0)  

テレビ効果? 初めてのお客さんばかり・・・

昨夜のライブはテレビでお店が紹介されてから初めてのハウスバンドのライブでした。
テレビ効果なのでしょうか?
お客さんは全員、初めてライブに来た方達ばかりでした。
昨夜は気温も高く店内はストーブがいらないくらいでした。
(実際、メンバーが集まった時点でストーブは消したのですが)

店内をほぼ埋め尽くした初めてのお客さんたちにビビったのかバンドの演奏は若干ぎくしゃくとした感じでした。
数曲を終わる頃に多少戻りましたがそれでもちょっとおかしい・・・・・
今回は初めての試みで前後半6曲ずつ二部に分けてのライブでした。
もう少しボリュームを欲しいところでしたが今のバンドの実力では精一杯かも。

かなり、しーんとした店内でMCを務める斉藤純くんが
「がやがや、お話をしていただいてけっこうなんですよ」と呼びかけるシーンも。
それでも、二部を終わったところで遠慮がちにお客さんから
「アンコールはダメなんですか?」との声がかかりました。
あとでメンバーが言うにはよく分からない音楽でひいているのか?と思ったそうです。
アンコールがかかってメンバーの顔にやっと笑顔が(笑)

皆さんがどんな感想を持ったのだろうと思いましたが、
帰る前に皆さんから口々に「よかった」「すごかった」と言ってもらえてホッとしました。

これはリーダーが外へ煙草を吸いに行った時、帰るところのお客さんと話したことで分かったのですが
ご夫婦で来られたお客さんでしたが、なんと高知からの観光客でした。
ご主人はジャンゴ・ラインハルトが大好きで家ではよく聴いているとのこと。
たまたま訪れた盛岡で、この桜山へふらっと立ち寄ったのも不思議ですが
看板を見つけて「ジャンゴの店」と直感して入って来られたのだそうです。

彼ら曰く、「生でこんな演奏をしているなんて驚いた」とのことです。
関西にはマヌーシュのお店もありますのでさほど珍しくはないと思いますが
ご存知ではないそうで盛岡でマヌーシュの演奏を観れたことに感動されていたらしいです。
こちらにとっては逆にふらっと立ち寄ってくれたことに感動感謝です。
ここは本当に不思議なことが起こる店です。
これも「CROSSROAD」?

あらかたのお客さんが帰られたあと、2枚目の画像の青年がギターを弾いていました。
斉藤くんの知り合いとのことで少し話をさせてもらいましたが、
ヨーロッパのフォーク系のギターを弾くとのことで少し弾いてもらったのですが
非常に綺麗な音色で思わず耳を傾けたくなる曲を披露してくれました。
彼は謙遜で「いや〜、このギターがいいからですよ」と言っていましたがそんなことはありません。
彼にはいずれ一度、この店でソロでやってもらうことを約束してもらいました。
こうした出会いが生まれると僕は本当に嬉しいです。

それにしても、いつもの常連さんが一人もいなかったのはちょっと怖い気が・・・・・
店もバンドもまだまだ進化して行きますので、これからもよろしくお願いしますね。


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by ma.blues | 2010-03-21 01:41 | ライブ報告 | Comments(0)  

ライブ報告の訂正

先日のライブ報告の中で勘違いしていた部分もあり訂正いたします。

ONNYKが使用する楽器ですがテナー、アルト、ソプラノサックスではなくバリトン、アルト、ソプラノでした。
テナーも使用していた時期があったそうですが現在は使用していないとのことでした。
また、フルートに付けていたマウスピースもアルトに付けているのと同様にテナーのマウスピースでした。

マウスピースを外しての演奏の件で肺活量の必要性を書きましたが本人によれば

「私は実は肺活量がありません。もっとあればいいなあと思います。あるように見えるかもしれませんが、ただ肥満しているだけです。同じ背の高さの女性くらいしかありません。
また確かに肺活量はあったほうがいいのですが、(リードの無い)ブラス系楽器に比べれば、それは決して重要ではありません。要は肺の使い方、息の出し方、そして噛み方(アンブシュア)が大事です。
民俗音楽ではよくみられますし、友人でもできる人はいますが、ノンブレスまたはサーキュラーブリージング(循環呼吸)奏法というのがあり、息継ぎなしで演奏する奏法があります。民俗楽器ではイスラム系のリード楽器では多いし、オーストラリア原住民のアボリジニは原始的管楽器ディジュリドゥでやります。」

とのことです。

以上、2点について訂正いたします。
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by ma.blues | 2010-03-17 01:04 | ライブ報告 | Comments(0)  

外は吹雪でも店内はホットに

昨夜(13日)は盛岡アバンギャルド界の怪人ONNYKのライブでした。
怪人と書きましたが見た目はまぁ画像の通りです。
性格が怪人とか言動がおかしいというわけではないので誤解ないように。

アバンギャルドは「前衛芸術」と解釈されますが美術や演劇・舞踏などで用いられることが多いです。
もともとはフランス語(avant-garde)であって英語では(advance guard)となり
いずれも軍事用語「前衛部隊」の意味でそこから援用されたものです。
つまり「古い体制や様式などに対し攻撃をする先頭に立つ」といった意味に捉えられると思います。
日本では1960年代から1970年代初期まで様々な形で現れて一定の評価をされて来ました。
赤瀬川源平なども参加したネオ・ダダイズム・オルガナイザーズは美術・彫刻などの世界で、
名古屋で結成されたゼロ次元は「人間の行為を0に導く」といったコンセプトで全裸パフォーマンスアートを展開。
土方巽を中心とした暗黒舞踏は日本古来の伝統と前衛を混合させた踊りを。

これらの他にも多くのアーティストが登場して来ましたが多くは1970年代初頭に解散もしくは雲中霧散していきました。
そして、様々な形で再登場しているグループもあります。

音楽については帝政ロシア末期に起こったロシア・アバンギャルド(音楽に留まらずあらゆるアートにおいて展開された)が有名ですが、その後、ジャズ界においては前衛ジャズとかフリー・ジャズといった呼ばれ方で登場します。
日本でもそれらを引き継いだ(あるいは同時期的に)登場したミュージシャンも多く存在しています。
それはジャズ界に留まらず様々な音楽の形で展開されました。
特に1970年代後期には非常に多くのグループが存在しました。
それらの多くも1980年代にはその存在感を失っています。

ONNYKの音楽がそれらのどこに位置するのかは分かりません。
おそらく、本人にもそれは分からないでしょうし分かる必要もないかもしれません。
日本ではとかく、ジャンル分けをすることが多くどこに属するかによって評価が違うといった
不可思議な状態が起こることも多いのが現実です。
音楽をジャンル分けすること自体おかしな話なのですが、便宜上致し方ない部分があることも認めなければならないでしょう。
が、それをもって評価が変わるのはいかがなものでしょうか?
個人が気に入っている音楽を差別、非難することはその個人をも否定することに繋がるでしょう。
音楽を評価することと個人の趣味趣向を評価することとは違うのです。

前置きが長くなりました。
ONNYKのライブは当店初のサックスなど管楽器によるライブでした。
事前に音出し確認をして外に音が漏れることは分かっていましたが
許容範囲としてこのライブを入れていました。
それでも、狭い店内でどのような音がはじき出されるのか不安半分でしたが
実際にその音を聴いた時にはそんな不安は吹き飛びました。
かつて、フリージャズを聴いた時に感覚的に受け入れられない自分がいましたから
彼の音を受け入れられるかどうかにも不安はありました。
しかし、実際に目の前で彼の演奏を観ているとその息づかいが聴こえて来て
それだけでも引き込まれる感がありました。
そして、指でキーを押さえる音がなぜかパーカッションの音のように聴こえて来て
不思議な気分になりました。

彼はテナー、アルト、ソプラノと三本のサックスを吹き分けますが
今回はアルトとソプラノの二本を持って来ました。
と思ったら、もう一本奇妙な楽器が・・・・・
なんとフルートにサックスのマウスピースを付けたものです。
この三本での演奏でしたが個人的にはソプラノの演奏が一番よかった気が。

彼の演奏を言葉で説明するのは困難です。
と言うより、毎回ライブの報告を書いていて思うのですが
音楽を言葉で表現するのは困難ですし、あまり意味のないことかと思います。
ただ、今回はその楽器の使い方について書いておきたいと思います。

アルトサックスは本体にテナーのマウスピースを付けています。
それで何がどう変わるのか聞くのを忘れてしまいましたがフルートにマウスピースを付けたりといったことも含めて通常とは違った形での演奏を常に意識しているのでしょう。
また、マウスピースを外して吹いたりもしましたが、これは相当の肺活量が必要だと思います。
彼の体格だから出来るのかも。

お客さんは以前にも彼の演奏を聴いた方が多く熱心に聴いていました。
鬼気迫る、といった感じではありませんが彼の演奏に対する真摯な態度は
店内を埋めたお客さんたちの心に届いていたことは確かでしょう。
これは個人的な感想ですが、彼のフレーズはどこか「日本的」に聴こえました。
演奏後にそんな話を彼としたのですが彼曰く、
「以前はそんなことはなかった。今日は途中でそのことに気づいて何とか変えようと思ったけど・・・」
ということでした。
本人もやはりそのことに気づいていたんです。
彼は民謡にも興味を持って調べていたりしていますから
そこから何かインスパイアされているのかもしれません。

初の管楽器登場でしたがアクシデントもなく終了出来ました。
外は吹雪になっていましたが店内は非常にホットな演奏で満たされました。
今回、彼の演奏を聴く機会を持てなかった方、一度是非聴いてみて下さい。
アバンギャルド音楽を言葉で捉えようとすると分かりにくい・理解出来ないといったことになりますが、要するに音楽ですからまず聴くことが必要でしょう。
そして、彼のように真摯にその音楽を追究している人間たちが存在していることを理解して欲しいと思います。



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by ma.blues | 2010-03-14 15:22 | ライブ報告 | Comments(0)  

2月最後のライブ 過去最高の出来では?

昨夜(27日)はハウスバンドの2月ライブでした。
春が間近に思えるほど暖かい陽気が続いていた数日間でしたが
昨夜も冷え込むことなく気分も楽な夜でした。

二日前にテレビ収録のため、かなり弾いていたせいか
あるいは暖かくなった陽気のせいか、
昨夜のハウスバンドの出来は過去最高の出来と思えるプレイでした。
特にソロを取るリーダー寺田くんのギターは冴えていました。
曲ごとのメリハリもはっきりとしていましたし
いつもなら音が小さくなりがちなフレーズの部分もきちんと出ていました。
個人的には昨夜の「ヌアージュ」は今までで一番よかったと思えます。

ジャンゴ・ラインハルトが戦死した兵士たちの鎮魂歌として
作ったと言われるこの「ヌアージュ(雲)」(1942年録音)
フランスのジプシー(ロマ)たちがこよなく愛するこの曲は
イントロをハーモニクスで弾き始める難曲です。
ジャンゴ自身の曲は何とも言えない重苦しさを持つフレーズと
大空に広がって行くようなフレーズでいっぱいです。

この曲の雰囲気を自分のものにして弾けるギタリストはさほどいません。
むろん、今ではナチスと闘っていたフランスを思い出せる年代のギタリストは
フランス国内でも少なくなっていますし、たとえ迫害を続けられているジプシーたちであっても
その重苦しいほどの絶望感から大空へ飛び立つような空気感を弾きこなせるギタリストは少ないでしょう。

昨夜の寺田くんのギターはその空気感を感じさせるものでした。
滅多にハウスバンドを褒めないのですが昨夜だけはちょっと感心しました(笑)
プロでも毎回、気持ちのノリや指の動きは違いますからいつも同じように弾けるとは限りません。
ましてや、他の仕事を持ちながらこうした難曲に挑むことは相当な努力を必要とします。
その努力の成果を上手く表現出来ない場合も多いのです。

むろん、彼らを擁護するわけではありません。
彼らにはもっともっと成長して行って欲しいと思っていますから。
でも、時折こうして感心出来る演奏を聴かせてもらえると嬉しく思います。
しかし、昨夜はお客さんが少なく残念なことをしました。
昨夜の演奏を聴けたお客さんは本当にラッキーだったと思いますよ。

今回はバンドメンバーの紹介も入れておきます。

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左上:リーダーでソロ担当の寺田誠
左下:ベース担当 大塚裕之
右上:ギター 斉藤純
右下:ギター 山崎繁之
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by ma.blues | 2010-02-28 21:00 | ライブ報告 | Comments(0)  

こじんまりと、しかし楽しい一夜でした

昨夜はジャム・セッション。
当初は以前出演していただいたJANGOのサポートメンバーによるジャムの予定でしたが
ベースのMさんの都合が合わなくなりギターのEさんとお客さんのTiさんのほか、
このブログにはよく登場する村井秀児さんがベースで参加。

開始は8時予定でしたがカウンターでEさん、Tiさんと三人で世間話に花が咲き、
だらだらと時間は過ぎて行きました。
9時近くに村井さんが登場しましたがそれからもまた世間話(笑)
お客さんはそれまで一人も来ませんでした。

あまり遅くなっても、と9:30頃から音を確かめるように始めました。
お三人は顔見知り程度で一緒にやるのは初めてでしたので
「なにをやる?」「う〜ん・・・」・・・・・・・・・・
しばらくは互いに勝手に弾いている状態でした。
少しずつ慣れて来て誰かがリードを取って演奏し出すと他の二人が合わせるといった感じで進行。

何曲かたどたどしくも合わせてやっている頃にぽつんとお客さんが。
すると、三人はライブモードに。
不思議なものでプレイヤーってのはお客さんが一人でもいると
なぜか、テンションが上がって来るんですね。
セッションは人に聴かせられる場合とそうでない場合があって
今回はどちらへ転ぶか想像がつきませんでした。

しかし、さすが年齢を積み重ねたお三方。
それまでのだらっとした雰囲気から若干緊張感が加わった演奏に。
さらにお客さんが増えて来るとますます本気モードになって来ました。
プレイヤーの習性は恐ろしいものです(笑)
ついにはお客さんの手拍子まで出て来ました。
ノリにノッてかなり長い時間を費やした曲は大ウケでした。

実はこの曲の時、僕は狭いカウンターの中でアコスティックギターでリズムを刻んでました。
最初はコードを思い出せず探り探りでしたが途中で思い出して僕も結構ノッて弾いていたような(笑)
狭くて弾きにくいしかなり長い時間でしたので久方振りのアコギのリズムは疲れました。
でも、曲名思い出せません。あれはなんでしたっけ?

そんなこんなで楽しい時間は過ぎて行き、気が付いたら零時半を回っていました。
約三時間の間、三人プラスワンで楽しめました。
もちろん、お客さんたちも楽しんでいただけました。

若いプレイヤーにも来て欲しかったのですが、どうもこの店は中年好みのようで(笑)
ともかく、今回のジャムも初めての試みでしたが何とか成功。
共通項の多い年代同士だから成立したのかもしれませんが
こうした試みの中から一緒にプレイする相手を見つけることも出来ます。
これからも折りに触れ、こうしたジャムを入れて行く予定でいますので
今後は若いプレイヤーの参加を切に希望します。

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by ma.blues | 2010-02-18 18:52 | ライブ報告 | Comments(0)  

2.13Jazzy Night きつい冷え込みをものともせずに

急に冷え込んだ夜でした。
あっという間に−7℃くらいまで下がったようです。

Yuki&Fatsの二人と音出し確認をしている時、
一番に入って来たお客さんは転勤される島ちゃん。
開口一番「今日は寒いですねー」
僕はずっと店の中にいましたので逆に暑いくらいでした(笑)
狭い店ですのでちょっと人間が増えるとぐんと室温が上がるのです。

ライブは約一時間ずつ前後半に分けて行いました。
サム・クック、オーティス・レディング、ジェイムズ・カーなどソウル系の歌が多く歌われ
転勤する島ちゃんのためにザ・バンドの「ウェイト」
そして、二人から彼に昨年リリースされたYukiさんのCDがプレゼントされ
彼からのリクエストでボブ・ディランの「アイ・シャル・ビー・リリースト」

島ちゃんは前半で退席、今日はもうすでに転勤地にいることでしょう。
彼を送るのにふさわしい場を作れたと思っていますが・・・・・
またいつか、お会いしましょう。

休憩をはさんで後半はFatsさんが腰を下ろしてじっくりと歌う歌から。
ハウスバンド、Hot club of MORIOKAのリーダー寺田くんや
この日、お客さんとしていらしていた彼の旧知の友人らと共通の友人であった
数年前亡くなられたKさんを忍んで作られた歌「夕顔瀬(ゆうがおぜ)ララバイ」

夕顔瀬とは彼らが子供の頃によく遊んでいた地域のことでした。
ちなみに確かユーミンも夕顔瀬橋のことを歌にしていたような気がします。
(コメントいただきましたので訂正します。「たしか、谷川浩子の「河の流れに」が夕顔瀬橋。
ユーミンの「五月の街に舞い降りて」が中津川だったと記憶してます。」とのことです)

途中、ロックンロールナンバーのメドレーも入ったり
実に多彩な演目で飽きさせないライブでした。
また、MCでは数年前?ニューヨークへ行った際に明らかな差別を受けたことなども話していました。
当時も今もアメリカではカラードは差別されているのです。

二人のMCはなんとなく二人の日常をかいま見るような感じで
思わず苦笑いしてしまいました(笑)
様々なジャンルの歌を歌われましたがやはりサザン・ソウル系が多かった気がします。
ブルーズではジミー・リードが出て来たのは嬉しかったです。
好きな傾向のものが多かったので僕も楽しめました。
お客さんたちもかなりノッて手拍子が入ったりで楽しんでくれた様子です。

初めてキーボードを入れてのライブでしたが
思いのほか、うまく行った感があります。
むろん、彼らのセッティングがすっきりしていることが大きいのですが。
また一つ、この店の幅が広がったように思います。

ライブ中のお二人の感じは画像でご覧下さい。

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by ma.blues | 2010-02-14 20:41 | ライブ報告 | Comments(4)  

1.23ライブの報告 Hot club of MORIOKA

23日(土)はハウスバンドのライブでした。
夕方から雪がちらつくあいにくの天候でしたが多くのお客さんが来てくれました。
20:30からのライブでしたが開始30分前にはカウンターから見える席はほぼ満席。
このところ、ハウスバンドのライブにはコンスタントにお客さんが来てくれていて
本当に嬉しい限りです。

湿度もちょうどよかったようでギターの鳴りはかなりいい感じでした。
いつもほとんどリハ無しでのライブですがメンバーもだいぶ心得て来た様子で
簡単な音出し確認を済ませると結構リラックスした表情をしています。
5月開店以来、毎月この場所でライブをしているわけで
メンバーもおそらくここが一番落ち着いて演奏出来るのではないかと思います。

今回は斉藤くんの口上がいつもよりちょっと歯切れが悪かったような・・・
そのせいか、普段よりハイペースでライブは進んで行きました。
ラストナンバー「ヌアージュ」を演奏し終えたあとにお決まりのアンコール(笑)
今回は新しいレパートリー「アノウマン」を演奏してくれました。
仕事を抱えてのライブ活動ですのでなかなかレパートリーを増やせないのですが
少しずつでもこうして増やして行ってもらえたらいいですね。

来月は27日(土)にハウスバンドのライブが入ります。
まだ演奏を観たことのない方は是非ご来店下さい。
また、すでにご覧になった方も進化し続けるハウスバンドを応援に来て下さい。
東北でマヌーシュスウィング(ジプシースウィングジャズ)の生演奏を観ることが出来るのはここCROSSROADだけですから。

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by ma.blues | 2010-01-25 15:12 | ライブ報告 | Comments(0)