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異色同士の共演・・・ヴェロニーク、宮西計三、チバ大三

10日(水)に行われたライブは異色同士の共演でした。

「ヴェロニーク」:盛岡アヴァンギャルド界の奇才ONNYK(サックス)とニコレッタ(ヴァイオリン)のコンビ。
以前にもクロスロードで一緒に演奏したことがありました。
即興的な演奏ですが、今回はかなりメロディアスな部分もありました。
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「宮西計三」:画家でもありミュージシャンでもある彼はギター弾き語り。
とは言え、一般的な弾き語りとは違いギターの演奏スタイルは琵琶奏法に近いもので歌は謡曲的であり語りに近いもの。
全体の雰囲気は芝居を意識したものと思えます。
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「チバ大三」:盛岡市出身で東京在住。関東を中心に精力的に全国で演奏を続けている。
「独唱パンク」を自称し「サバ道」を提唱する。
言葉で書いても分からないでしょう。一度聴いてみて下さい。
彼の歌詞には常にアイロニーが溢れていて、社会派的な歌であっても直線的ではない。
福島原発事故後に訪れた福島県飯館村で見た光景を歌った「野良牛の冒険」は必聴です。
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オープニング的にチバ大三とニコレッタが「スターリン」の曲をセッション的に演奏しました。
意外な組み合わせに思えますが、けっこう雰囲気が作れていて二人の相性はいいように思えました。
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また、盛岡で弾き語りの活動をしている中村裕美さんが来ていてチバ大三の前に自己紹介的に一曲歌いました。
若く発展途上の彼女は元気もよく物怖じしないタイプでいい感じに育ってくれればと感じました。

この夜は多くのお客さんで店はいっぱいとなり立ち見が出るほど(席数自体が少ないですので)
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クロスロードでこうした企画のライブをやることは少ないですが、このような機会にはぜひ聴きに来てもらえたらと思います。
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by ma.blues | 2016-02-15 15:06 | ライブ報告 | Comments(0)  

「やなぎvsやなぎ」・・・不発か・・・

1日(月)には「やなぎvsやなぎ」のライブがありました。
県内在住の二人の「やなぎ」の共演です。
今まで二人が一緒のステージに上がることはなく、今回は初対面となりました。

オープニングアクトを務めてくれたのは元アコースティックユニット「ステゴマ」の松本秀人くん。
CDデビューほどなくして解散してしまい、いまだに惜しむファンの多い「ステゴマ」
解散してからほとんど歌っていなかったようですが、昨年夏に紫波町の「ビビッド」という店で旧メンバーとともにライブを行なっています。
20歳の頃に作ったという東京時代の曲などステゴマ時代の曲を歌ってくれました。
歯切れのいいギターワークは当時と変わらないようです。
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短い時間の演奏でしたので、個人的にはもう一度しっかり聴いてみたいミュージシャンです。

さて、「やなぎvsやなぎ」の先行は元モノクロフィルムの「やなぎ」
最近は「ヤナギサケビ」として活動するようになったようです。
ですので、この企画は最初で最後となります。
彼がよく歌う「有刺鉄線」では先頃亡くなった彼のおばあちゃんへの思いを歌詞に変えて歌っていました。
いつも熱い演奏を聴かせる彼ですが、この夜も終わった頃には汗びっしょりになっていました。
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彼の写真を撮るとなぜかいつも同じような雰囲気になってしまいます。

最後はもう一人の「やなぎ」
奥州市に自宅はありますが、全国あちこちツアーを繰り返しほとんど岩手にいないのが実情のようです。
今回はこのライブと6日(土)に宮古市の「カントリーズcafe」と県内でのライブが入っていました。
「やぎたこ」というオールドアメリカンフォークを演奏するデュオが活動の主体で、宮古市でのライブはこちらでのライブでした。
本人曰く「旅回りのシンガーはどうもブルースやっていると思われがちだけど、実はほとんどブルースは歌っていない」とのこと。
'60~'70年代のアメリカンフォークを中心としてそれらの日本語歌詞での歌が多いです。
ほとんどは彼が付けた歌詞での歌で旅人(ホーボー)を題材としたものが目立ちます。
今回共演した若い二人にはなじみの薄い曲が多かったとは思いますので何かの参考になればいいかなと思います。
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オリジナルも多く持っていますが今回はカヴァー中心でした。

企画としては不発気味でしたが、年代の違うミュージシャンが同じステージを行なうことはなかなかありませんので、本当に何かの参考になってくれれば嬉しいです。

なお、近々になってしまいましたが、紫波町の「紫波町情報交流館」で今月13日と20日にライブイベントが行なわれ13日には「ヤナギサケビ」も出演します。
20日はアコースティックフェスティバルで十数組のグループが出演するそうです。
クロスロードでよく演奏してくれていた「フロムソウル」も出演します。
こちらへもぜひ聴きに行って下さい。

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by ma.blues | 2016-02-09 19:04 | ライブ報告 | Comments(0)  

かなり冷え込んだけど楽しいライブでした・・・「お寺でライブ」

さる24日(日)、「お寺でライブ」が行われました。
この日は冷え込んで雪もぱらつく天候でした。
お客さんの入りが心配されましたが、出演者が多様であったこともありいつもより多い数が来てくれました。

冒頭、日野岳(ひのおか)住職と小島さんの対談のお題は「認知症」
それぞれの体験から語っていただきました。
在宅介護の問題については、どうしても一人で抱え込んでしまう傾向に警鐘を鳴らす必要があると語られました。
核家族化が進んでしまった現代において、在宅介護は非常に困難な状況に直面せざるを得ません。
同時に、公共の介護施設の不足などで金銭的にも追いつめられる人々が多くいます。
これは今後も長い期間続くことであり、早急に手当をしなければならない問題であろうと思います。
ともかく、個人で抱え込むのではなく周りの方に多少は甘えることも必要でしょうし、行政に頼ることも必要かと思います。

自分自身も母親の介護を自宅で約四年ほどやった経験から「共倒れ」にならない介護方法の必要を感じました。
現状ではそうした良い方法は存在しませんので、少しでも自身への負担を軽くすることを考える必要があると思っています。
そして、周りの方たちも少しでも手助けをしていただけたらと考えます。

さて、ライブはブラスグループの「ほんずなす」からスタート。
アルトサックス、バリトンサックス、クラリネット、トロンボーン、トランペットにエレキベースとパーカッションという構成。
曲目はよく知られている「ルパン三世のテーマ」や朝ドラ「あまちゃん」で使われた曲などバラエティに富んでいて飽きさせない構成になっていました。
お寺でブラスのグループが出演したのは初めてでしたが、程よく音が吸収されて当初心配された音量のばらつきもさほど感じられませんでした。

続いては「K&K」
ビートルズやフォークソングをディオで歌う中年のおっさん二人組です。
彼らは長いこと練習を重ねて来たそうで、過去二回お寺でライブをやってくれましたが、息の合ったハーモニーを聴かせていました。
今回もビートルズの曲から始まり、懐かしい「白い色は恋人の色」などを歌ってくれました。
回を重ねるごとにハーモニーもギターの技術も向上していて、次の時には何を聴かせてくれるか楽しみです。

続いて「佐藤淳一&松平享」
佐藤さんはこの「お寺でライブ」の仕掛人。
震災の年に復興支援も兼ねて始めたのが一回目でした。
まだ余震が数多い頃でライブ中に震度4近い余震が来たりしました。
二人とも中学校の教員で、この日は松平さんの教え子が三人来てくれていました。
佐藤さんは伸びのあるきれいな声の持ち主で、多くのオリジナルを持っています。
その多くは生徒たちと学園祭などで一緒に歌うために作られたものです。
中には社会的な意味合いを持たせた曲もありますが、基本的には人と人の繋がりを大切にする歌詞内容でメロディもキャッチーなものが多いです。

最後は「クロスロードオールスターズwith小泉優美」
クロスロードオールスターズは名前の通り、クロスロードに来ているお客さんたちを中心にセッションバンド的に組まれていて店主も参加しています。
したがって、固定メンバーではなく場合によっては毎回メンバーの誰かが変わるといったことが起こります。
今回は前回に続いて、小泉優美さんをゲストボーカルとして迎えました。
彼女はもともと演歌、歌謡曲を得意とする歌い手ですが、ここではロック系の曲をやってもらっています。
普段の彼女とは違う面を見れるということでもあります。
世良公則の「鉄爪」「Runnaway」(ボニーレイットヴァージョン)など、ちょっとハードな曲からユーミンの「真夏の夜の夢」など出来るだけよく知られている曲を選曲しています。

ライブの終わりでは出演者、お客さん全員で「花はどこへ行った」を合唱。
最近では、ほとんど歌われることのない曲ですが、かつてのフォークコンサートでは必ずと言っていいほど歌われた曲です。
プロテストソングの神様的存在であるピート・シーガーによって作られた歌で言わば反戦歌の一つです。
声高に「戦争反対」を歌うのではなく野に咲く花を通して少女と戦争に向かう兵士のことを淡々と歌っています。
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最後、全員での演奏の模様です。

この「お寺でライブ」は今後も続けて行くことと思います。
住職たちの対談は決して「前座」ではなく、むしろそこで語られることを一緒に考えてもらうのが主たる目的です。
あまりにも多くの問題がありすぎますし、その一つ一つが重い課題を抱えています。
少しの時間で解決策などが見つかるわけではありませんが、考える一つの指針となれば幸いと考えています。
これからも多くの方がこの企画に参加してくれることを望んでいますし、より伝わりやすい方法も考えて行きたいと思っています。
今後とも「お寺でライブ」をよろしくお願いします。
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by ma.blues | 2016-02-01 18:46 | ライブ報告 | Comments(0)  

予想通りすてきなライブでした・・・「らんぶらぁず」ライブ

29日(火)には宮古市のブルーグラスバンド「らんぶらぁず」のライブがありました。
26日にばさっと雪が降り、以後冬らしい冷え込みになった盛岡ですが、この日もぐっと冷え込んで道路状況は最悪。
そんな中、100キロ以上離れた沿岸宮古市からはるばるやってきてもらえて本当に有難いです。

年末のことでお客さんの入りを心配しましたが、案の定の結果・・・
せっかく遠くから来てもらったのに本当に申し訳なかったです。
でも、ライブ自体は実に楽しいもので少ないお客さんとともに盛り上がれたと思います。
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リーダーの坂下くん(左から二番目)の安定したバンジョーとボーカルに加え、その右側オートハープのともみさん(?)の素直な透き通る歌声は素晴らしかったです。

ブルーグラスと言えばバンジョーやギター、フィドルなどのソロ演奏中心のバンドも多いのですが、彼らのように歌中心のバンドもいます。
ゴスペル曲や古いアメリカンフォークなども含まれ、高校時代にフォークソングほかそのあたりの音楽を聴いていた自分には懐かしい曲が多かったです。
海辺に育った自分たちのことを歌ったオリジナル曲も一曲やってくれましたが、とてもよかったのです。
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メンバー揃って記念撮影。この笑顔が実にすてきです。

またいつか盛岡で演奏して欲しいですね。
今度は暖かい時期に(笑)
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by ma.blues | 2015-12-31 16:37 | ライブ報告 | Comments(0)  

久し振りに二人のライブ・・・三浦輝夫・佐藤淳一ライブ

23日(月)、以前は年に何度か店でライブをやってくれていた二人のライブが二年振りほどで再会しました。
二人は年に数回やっている「お寺でライブ」に出演していて、クロスロードオールスターズも参加させてもらっています。
もともと、佐藤さんが企画したもので震災後からすでに10回を超える回数を重ねています。
その時々の世相や情勢をどのように捉えるか、といった対談を前段に置き後半はみんなで楽しめるライブを、という企画です。
対談は毎回専立寺住職の日野岳さんと「ちいさな野菜畑」店主小島さんで行なわれています。

今回のライブには二人の他、こちらも「お寺でライブ」に出演しているK&Kの二人も参加予定でしたが都合で斉藤さん一人の出演となりました。
まず、三浦輝夫さんのライブから始まりました。
今回はすべて三浦さんのオリジナル曲でサポートにウッドベースの円館さんが入りました。
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以前、盛岡を歌う歌の公募で受賞するなど、その曲作りは専門家はだしです。
昭和歌謡を思わせる曲調は安心感のあるもので歌も安定しています。
こうした歌を披露出来る場所として存在出来ればいいかな、と思っています。

次はK&Kの斉藤さんが演奏してくれたのですが、サポートに自分が入ってしまったので写真がありません。申し訳ない。
K&Kとしては昔のフォークソングやビートルズなどを演奏していましたが、今回は「オーバー・ザ・レインボウ」などスタンダード曲を中心に歌ってくれました。
非常に素直な歌い方をする人でこちらも安心して聴いていられます。

ラストは佐藤淳一さん。
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初めはソロで途中からベースの松平さんと僕が参加しての演奏でした。
したがって、こちらも三人での写真がありません。

実はこの三人での演奏は「盛劇ライブ」や「中津川べりフォークジャンボリー」などで回数を重ねていますので、かなり安定して来ています。
ほぼ全曲が佐藤さんのオリジナル曲です。
フォークタイプの曲調ですが、キャッチーなメロディのものが多く親しみやすい曲が中心です。
伸びやかな声の持ち主で彼の歌のファンは女性を中心に数多くいます。

彼らのライブはいつもほのぼのとした雰囲気があります。
もちろん、年齢的なものもあるでしょうが選曲がそれぞれの持ち味を生かしたもので落ち着いて聴けるのが理由でしょうね。

二時間半ほどのライブ終了後、お客さんと出演者で打ち上げへ行くため店は早じまいしてしまいました。
その後にいらしたお客さんには申し訳ないことをしました。すみません。
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by ma.blues | 2015-11-29 16:33 | ライブ報告 | Comments(0)  

「歌う物体」やもと問唔ライブ終了

9日(月)にはやもと問唔さんのライブがありました。
関東生まれで九州在住。博多のライブハウスのオーディションに合格し定期的にライブを行なうほどの実力者です。
半年ほど前に続いて二回目の盛岡でした。
今回は前々日が釜石、前日が宮古と沿岸を回ってからの盛岡入り。

あいにくの雨模様もたたりお客さんの入りは低調でした。
オープニングに地元ミュージシャンを入れる予定でしたが、こちらも都合が付かず二部構成で彼のワンマンライブとなりました。
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しっかりしたギターテクと伸びのある歌声は相変わらずでした。

オリジナル曲を数多く持つ彼はライブでカヴァーをやることがほとんどありませんが、今回は一曲カヴァーをやりました。
ライ・クーダーがプロデュースした「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」からの一曲。
彼のオリジナル曲から思うと意外に感じますが、ギター技術から考えるとなるほどと思えます。

少ないお客さんでしたが、皆さん楽しんでいただけたようです。
ライブ終了後、彼と話し込んでいるとShakyおやまだくんがやってきました。
彼は盛岡出身、東京で活動しているブルーズ系のミュージシャンです。
たまたまこちらへ帰って来ていたので店に寄ってくれたようです。

せっかくですので問唔さんに一曲やってもらいました。
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彼の歌に合わせてShakyがハープを演奏。いい感じにシンクロしていました。

しばらく三人で歓談後に解散。
深夜1時を回っていましたがまだ雨がぱらついていて最後まですっきりしない天候でした。

彼は来年、新しいアルバムを出すそうです。
その時にはまた盛岡へやって来てくれるようですので、その時には是非彼の歌を聴いて下さい。
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by ma.blues | 2015-11-13 16:51 | ライブ報告 | Comments(0)  

6弦ベースとピアノが奏でる音の世界・・・重廣誠&TAKAKO

12日(月)に6弦ベースの重廣誠さんとTAKAKOさんのピアノによるライブがありました。
珍しい組み合わせのコンビですが以前にもクロスロードで演奏したことがあり、その技術はしっかりしたものできちんとした経験の上に成り立っていることを感じさせるものでした。
そして、それは今回のライブでも十分に証明しました。
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重廣さんがぶれてしまった。申し訳ない。

ライブはよく知られているスタンダードな曲とオリジナル曲の組み合わせでしたが、アレンジがまとまっており自分たちのものにしていると言えます。
オリジナル曲の曲調は映画音楽を想起させるようなもので非常にまとまりの良いものです。
作曲の才能にも非凡なものを感じます。
ライブ中、お客さんから「お題」を受け取り、それをもとに即興で演奏する、ということもやりました。
この日の「お題」は「キーはA♭m、イメージは川と鮭、リズムはゆったりと」でした。

今回の二人に限らず、こうして全国を廻っているミュージシャンは数多くいますが、そうした彼らの真摯な態度には感じ入ります。
クロスロードを訪れる彼らは期待を裏切らない、と言うより「聴く人に何かを残してくれる」そんな気がしています。
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by ma.blues | 2015-10-14 22:15 | ライブ報告 | Comments(0)  

国分寺エクスペリエンス(アコペリ)ライブ

シルバーウイークの真っただ中22日(火)に「国分寺エクスペリエンス」のボーカルおちょことギターのゆきちゃんの二人によるライブがありました。
彼らは本来ボーカル、ギター、ベース、ドラムのフォーピースバンドですが、バンド形式では出来ない店ですのでおちょことゆきちゃんのみのアコスティックコンビでお願いしました。

オープニングに参加してくれたのは地元盛岡の弾き語り二人。
トップはアコスティックでライブをするのは初めてという小島貴明くん。
会うのも初めてでしたが元気のいい好青年でした。
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この日は初めて作ったというオリジナルも披露してくれました。ギター演奏も歌もまだまだ荒削りですが伝えようとする気持ちがよく分かるものでした。これからに期待したいです。

続いては「やなぎ」
このところ、彼にオープニングを頼むことが多いです。
オーレンというスリーピースバンドをやっていますが、この店ではソロで弾き語りです。
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一度はメジャーデビューを目指したやなぎです。それを果たせなかった悔しさは彼の中に大きく存在していると思いますが、そのことをバネに新たな方向を見出そうとしていることがよく分かります。これからも頑張って欲しい歌い手です。

おちょことゆきちゃんの「アコペリ」
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おちょこはツアーの途中で風邪を引いてしまったとのことで歌うのも辛そうでしたが、最後まで頑張ってくれました。そのこともあって、普段とは違うセットでのライブだったそうです。

ライブ後に話した時に聞いたのですが、ゆきちゃんは一時代を築いた京都の某ブルーズバンドのギタリストとして10代で参加したそうです。
すでに40年ほどのキャリアを持つギタリストになります。
彼のギターに感嘆した、客として来ていた若きギタリストたちが彼にいろいろと指導を受けセッションをしていました。
ライブは演者とお客さんが互いに刺激を受けるものだと思います。
自然発生的にこうした状況が生まれるのはその意味でも喜ばしいことです。

お客さんと一体になれるライブをこれからも仕込んで行きたいと考えています。
地元盛岡のミュージシャンと他所から来るミュージシャンとの繋がりがより多くなってお互いが刺激を受けるような状況になれればいいな、と思っています。
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by ma.blues | 2015-09-29 15:36 | ライブ報告 | Comments(0)  

3年振りのライブ・・・柿崎タカヒロ

7日(月)に行なわれたライブ、3年前クロスロードでライブをやってくれた柿崎くん(秋田出身、東京在住)がやってきました。
前回のライブの時に歌もそうですが性格も実直でいい印象を持ちましたが、久し振りに会った彼は以前と同じ雰囲気でした。

この日は地元盛岡から「ぽち」くんと「やなぎ」がオープニングを務めてくれました。
ぽちくんは初めてでしたが、ハイトーンボイスの弾き語りでどこかにロックフレイバーを感じる演奏でした。
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バンドタイプで生きるボーカルかな?という印象を持ちました。

やなぎの歌はもう何度も聴いていますが、この夜の歌はなかなか出来の良いものでした。
彼は「オーレン」というバンドでも活動しています。
基本的にはバンド形式での作りの歌が多いので弾き語りだと広がり的には弱いところもありますが、その分を補おうと彼自身も考えた演奏スタイルになっていると思います。
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彼の写真を撮ると、なぜかこんな感じのものが多くなります。なぜだろう・・・

3年振りの柿崎くん、内面を絞り出すような歌詞と歌い方でした。
自分の中にあるものと外から押し付けられるものとの葛藤が見えて来るような歌詞で、彼がどんな生き方をしたいのかを垣間見れる感じです。
叫ぶことなく淡々と歌い続けますが、その思いを十分に表現出来たか。
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歌い方が以前とはちょっと変わっていました。本人はあまり意識してないようでしたが何かがおそらく彼の中で変わって来たのでしょう。

この夜のお客さんのうち男性客は全員ミュージシャンという珍しい現象がありました。
それに山形、岩手、秋田、青森と東北四県出身のミュージシャンが集まっていたのも珍しいことです。
こんなことは滅多にありませんので貴重な夜でした。
また、最後に一人残った柿崎くんと深夜まで約二時間ほど話し込みました。
彼の抱えている問題意識は共通するものも多く、多岐に渡っていろいろと話せたのは収穫でしたね。
20~30代のミュージシャンと話す機会を持てるこうしたライブは自分にとっても有意義なものです。
そんな繋がりの中からまた新たなものが生まれて来て欲しいと思っています。
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by ma.blues | 2015-09-10 16:22 | ライブ報告 | Comments(0)  

店内全体が楽しい雰囲気に・・・森香ライブ

報告が遅れましたが、2日(水)に「東海のCM帝王」こと森香(もりかおる)さんのライブがありました。
「アンポンマンが盛岡にやってくる!」と題したこのライブ、それだけでも何やら楽しげなライブになるだろうと想像出来ましたが結果はその通りでした。

ライブをやり慣れていることもありますが、そのキャラクターが醸し出す雰囲気もそのライブを楽しいものにしてくれました。
ライブは演奏はもちろんですがMCも重要な要素の一つです。
どんなに素晴らしい演奏をしてもただ黙ってずっと演奏しているのでは、その人の人となりはなかなか伝わりません。
これには異論のある方もいると思いますが、個人的にはそんな風に思っています。

もう一つ、歌は演奏と歌詞が融合されたものであって、どちらか一方だけが優れていても歌の本来の良さは出て来ないと思っています。(特に弾き語りの場合は)
これももちろん異論があることは承知しています。
個人的な思いですのであしからず。

森さんの歌は歌詞と演奏のバランスがよく、伝える力が強いと感じました。
これは彼が特別優れているということではなく、彼のように様々な現場で歌って来ている人たちの歌には説得力があると思います。
そして、それぞれが何らかのものを自分の中にしっかりと持ち続けています。
それが「ぶれない音楽」をやり続けられる理由の一つだと思います。

お客さんの数は決して多いとは言えませんでしたが、店内が和やかに集中出来るいいライブになったと思います。
のちにほとんどのお客さんから感想を聞けましたが、皆さん楽しんでいただけたようです。
彼のようなタイプは盛岡にはあまりいませんので貴重な時間だったと思います。
彼は宮城の沿岸には行ったそうですが、岩手はまだのようです。
ぜひ、岩手の沿岸へも行って欲しいと思っています。
そして、クロスロードでもまた。
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by ma.blues | 2015-09-09 15:57 | ライブ報告 | Comments(0)