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大江健人ライブ終了

17日(水)に行なわれたライブは「大江健人」くん。
北海道出身・札幌在住の彼は今回初めて北東北へツアーに来たそうです。
かなり期待していたミュージシャンですが、実は2、3年ほど前にYoutubeでたまたま彼を見つけて気に入っていたのです。
今回、期せずして彼の方からオファーがあり、二つ返事でライブを入れました。

オープニングにはこちらも期待の星、盛岡の湯澤ひかりさん。
まだ岩手大学の学生ですが、荒削りながら宝石の原石のような歌を歌います。
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学内の友達が数人来てくれたこともあり、いつも以上に力のこもった歌い方になっていた気がします。
その年齢とは思えない歌詞で、もっとそぎ落としていけば詩としても成立するだろうと思います。
弾き語りをするにはギター演奏はまだまだですが、もともとバンド活動が主だったそうなのでこれからでしょう。
いずれ、個人的には期待している歌い手です。
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生での大江くんはYoutubeで観たのと変わりない姿でした。
そして、歌も期待通りでぶれないスタンスが非常に好感持てました。
しっかりしたギター技術を持ち歌詞をきちんと伝えようとする歌い方。
弾き語りでもバンドでも通用する力量を持っていると感じました。
根っこのところにブルーズがあり部分的にはジプシースタイルを彷彿させる曲調のものは個人的にもっとも好むパターンで彼の音楽遍歴も窺えました。

店を埋めたお客さんたちはすべて彼の歌に魅了された様子でアンコールもかかりました。
ライブ後、お客さんたちとも気軽に話し、音楽談義のみならず彼自身の生活の話にまで及んでいました。
結局、3時近くまでいろいろと話し込みましたが、疲れた表情も見せずみんなと付き合ってくれました。

今日は北上の「カプカプ」で明日は釜石の「アップアンドダウンデイ」でライブが入っています。
お近くの方は是非、彼の歌を聴きに行って下さい。
なお、8月に行なわれる「寺山修司記念館」のイベントにも出演することが決まっています。
三沢周辺の方はこちらで彼の歌を聴く機会がありますので是非どうぞ。
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by ma.blues | 2015-06-19 12:17 | ライブ報告 | Comments(0)  

お寺でライブVol.10

7日(日)に「お寺でライブ Vol.10」がありました。
震災後から始めて四年、すでに10回目を迎えました。
これはもちろん店の企画ではありません。
学校の先生が言い出しっぺでお寺さんがそれに賛同してくれて始まったものです。
ちなみにこのお寺は浄土真宗大谷派です。
先頃、大谷派は安保法制に対して明確な反対声明を公表しています。

日本国憲法の立憲の精神を遵守する政府を願う
     「正義と悪の対立を超えて」

 私たちの教団は、先の大戦において国家体制に追従し、戦争に積極的に協力して、多くの人々を死地に送り出した歴史をもっています。その過ちを深く慙愧する教団として、このたび国会に提出された「安全保障関連法案」に対し、強く反対の意を表明いたします。そして、この日本と世界の行く末を深く案じ、憂慮されている人々の共感を結集して、あらためて「真の平和」の実現を、日本はもとより世界の人々に呼びかけたいと思います。
 私たちは、過去の幾多の戦争で言語に絶する悲惨な体験をいたしました。それは何も日本に限るものではなく、世界中の人々に共通する悲惨な体験であります。そして誰もが、戦争の悲惨さと愚かさを学んでいるはずであります。けれども戦後70年間、この世界から国々の対立や戦火は消えることはありません。
 このような対立を生む根源は、すべて国家間の相互理解の欠如と、相手国への非難を正当化して正義を立てる、人間という存在の自我の問題であります。自らを正義とし、他を悪とする。これによって自らを苦しめ、他を苦しめ、互いに苦しめ合っているのが人間の悲しき有様ではないでしょうか。仏の真実の智慧に照らされるとき、そこに顕(あき)らかにされる私ども人間の愚かな姿は、まことに慙愧に堪えないと言うほかありません。
 今般、このような愚かな戦争行為を再び可能とする憲法解釈や新しい立法が、「積極的平和主義」の言辞の下に、何ら躊躇もなく進められようとしています。
 そこで私は、いま、あらためて全ての方々に問いたいと思います。

 「私たちはこの事態を黙視していてよいのでしょうか」、
 「過去幾多の戦火で犠牲になられた幾千万の人々の深い悲しみと非戦平和の願いを踏みにじる愚行を繰り返してもよいのでしょうか」と。

 私は、仏の智慧に聞く真宗仏教者として、その人々の深い悲しみと大いなる願いの中から生み出された日本国憲法の立憲の精神を蹂躙する行為を、絶対に認めるわけにはまいりません。これまで平和憲法の精神を貫いてきた日本の代表者には、国、人種、民族、文化、宗教などの差異を超えて、人と人が水平に出あい、互いに尊重しあえる「真の平和」を、武力に頼るのではなく、積極的な対話によって実現することを世界の人々に強く提唱されるよう、求めます。

2015年5月21日
                 真宗大谷派(東本願寺)宗務総長 里 雄 康 意 


この動きに賛同する他の宗派もありますが、これほど切迫感、危機感を持った文章の中に大谷派が寄って立つところを感じます。
(誤解を生じないように記しておきますが、自身はどの宗派にも属さない無宗教です)
お寺ライブを行なっている専立寺はかねてより様々な問題の学習会や寺子屋などを開催していますし、原発存続に対しても異議を唱えています。

震災を機に始まったこのライブは毎回冒頭の住職と「ちいさな野菜畑」の小島さんとの対談から進んでいきます。
時折々の問題や話題についての対談ですが、それがこのライブ本来の意味になると思います。
歌で直接的な表現は出てきませんが、それぞれの出演者が対談の中身を受け止めていることは事実です。

通常は4グループの出演ですが今回は10回目ということで5グループの出演となりました。
トップは三浦輝夫さん。今回はベーシストを加えての出演。
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フォーク、歌謡曲、演歌と幅広いレパートリーを持ち、毎回違ったメニューで演奏してくれています。
ウッドベースが登場したのは今回初めてですが、やはり生の音はいい雰囲気を作り出していました。

二番手は前回初ライブを果たしたK&Kの二人。
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前回はギターをマイク録りでしたが今回はエレアコにしての演奏。音的には前回の方が自然さがあってよかった気がします。コーラスは前回同様にきれいに決まっていました。

三番手は企画者である佐藤さん。前回は僕もギターで参加しましたが今回はベースの松平さんとのコンビ。
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いつも通り、という言い方がよいかどうか分かりませんが安定した演奏と歌です。生徒たちとの付き合いの中で生まれた曲などもあり彼の優しさが窺えるレパートリーです。

次は「じゃんご」
「じゃんご」とはこちらの地方の方言で「田舎者」という意味です。
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この二人、親子なのですがお互いの音楽性を理解した上での演奏になっているのはすごいと思います。彼らとはもう五年ほどの付き合いになりますが、ライブをするごとに進化しているのを感じます。

ラストはクロスロードオールスターズfeat.まるちゃん。
画像が準備出来ませんでしたが、まるちゃんは初ライブでした。
バンドで歌うのも初めてということでかなり緊張していて声も出なかったのですが、雰囲気的にはいい感じになったかと。

三時間を超えるイベントの最後は全員でのセッション。
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こんな感じでのライブでした。バンド形式だとちょっとやりづらい感もありますが絵的にはなかなかいい雰囲気ですね。

この企画、いつまで続くか分かりませんが出来れば1グループは新たな人材を入れたいと思っています。
趣旨に賛同し出演したいというグループがいましたら是非ご連絡下さい。

世の中、決してよい方向へ向かっているとは言えません。
きな臭い話や生臭い話があちこちから聞こえてきます。
どこかで歯止めをかけなければどこまでもずるずると行ってしまう。
そんな気がしています。
私たちがやっている企画などで変えられるわけではないかもしれませんが、立ち止まって考えることも必要だと思います。
そして、誤った方向へ向かっているものを軌道修正しなければならないと感じています。
多くの方がこうした企画へ参加してくれることを願っています。
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by ma.blues | 2015-06-13 14:17 | ライブ報告 | Comments(0)