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東電の悪質な事実隠し・・・今なお危険な状態の一号機

何回繰り返すのだろう・・・
東電は一号機の燃料棒損傷は当初70%と言い、のちに55%程度と訂正報告して来た。
しかし、一号機へあれだけ注水したにもかかわらず圧力容器にはほとんど水がないと発表した。
水がなく温度が上がっていないのであれば何が起こっているのか。
これが意味するところは燃料棒がすべて溶解している可能性があるということになる。
圧力容器に水がないということは容器に大きな穴が空いていて漏れ出し、水以外にも溶け出したすべての燃料が格納容器の底に落ち込んでいる可能性がある。
格納容器底部の温度は分かっていない。
このままの状態では東電がやると言って来た「水棺」は不可能だ。
格納容器にも注水を続ける以外危険を避ける手だては今のところないだろう。
しかし、高濃度の放射能に汚染された水は垂れ流しのままだ・・・・・

詳しくは小出裕章京大助教授の以下の説明を
「5月12日 空焚き1号機 燃料はどこに? 小出裕章」

こちらは山岸涼子の作品「パエトーン」(1988年)
チェルノブイリ原発事故を受けて書かれたもので原発の是非を問いかけたものです。
http://usio.feliseed.net/paetone/
潮出版社の無料WEBコミック。特別公開です。

by ma.blues | 2011-05-12 22:32 | 原子力関連  

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