人気ブログランキング | 話題のタグを見る

相次ぐ火力発電所の故障

関西電力、中国電力、東北電力各社の火力発電所がこのところ相次いで故障により停止している。
関電の火力発電所が故障、お盆明けの電力「厳しい」状況(朝日新聞)
三隅火電復旧に1カ月 中電(中国新聞)
秋田火力2号機、蒸気漏れで停止 東北電、融通受電増やし対応(河北新報)
ビジネス誌などでは原発停止に伴い既存の火力発電への負担がかかりすぎて故障が起きた、としている。
相次ぐ故障、火力発電はや失速 原発停止で過負荷? 復旧にも数カ月 (2/2ページ)(サンケイビズ)
しかし、このような状況は今回の震災の影響だけに限らず、いつでも起こりうることであってそれを想定した対策(保全、補修、機器交換)を怠っていたために起こるトラブルであろう。
「金の成る木」原発に依存することによって、他の発電能力の保全を怠ってきたのだ。
そうしたツケを国民に押しつけるような「節電協力」とはいったい何なのだ。
自分たちの犯してきた過ちをこれっぽっちも直そうとしない体質の電力会社は今すぐ解体すべきだろう。
通常の会社であれば経営努力、営業努力を怠ったことで大批判を受けるところだ。

うがった見方をすれば、これら火力発電所の故障は「わざと起こしている」「故障が起きたことにしている」とも取れる。
つまり、そうすることでさらに電力不足をあおり「だから、原発は必要なんです」といった論へ持って行くためではないかと。
そのように思われても仕方のないことばかりを繰り返してきた電力業界だからだ。
政府主導による一刻も早い電力供給再編を願っている。

by ma.blues | 2011-08-18 15:05 | 原子力関連  

<< どこの国にも・・・・・・ 素晴らしい演奏でした・・・・・... >>