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また冷えちゃったねぇ・・・盛岡金曜デモ

先週とは打って変わって肌寒い気候。
おまけに小雨まで降って来ちゃったりして・・・・・
まぁ、盛岡の春はこんな感じに行ったり来たりしながらやって来ます。
今年の桜の開花は例年より早いという予想。
いつもなら4月末からのゴールデンウィークあたりに満開ですが、今年はそれより一週間近く早く咲くのでは?と言われています。

今日の参加人数は現場カウントで86名だったかな。
例によってカウントされていない方たちもいましたので90名ほどでしょうか。
先週よりちょっと減ってしまいましたが、コンスタントに集まってくれています。
次の日曜日31日には「サウンドデモ」も行なわれます。

夏の参院選に向けて再稼働されるのかされないのか?
脱原発は選挙戦の一つの争点とならなければなりません。
そのためにも、さらに大きなうねりを作り出す必要があるでしょう。
その意味で原発の無い岩手県で多くの人たちが声を上げることは重要になると思います。
今後もたくさんの人がこうした脱原発の行動に参加されますようお願いします。

原子力学会の福島原発事故調査委員会の中間報告が出た。
報告書には「異例」と言われる「学会として事故を防ぐことができなかったことは痛恨の極み」といった謝罪が含まれている。
「『原子ムラ』の一員として電力会社に遠慮があった」
「安全性研究を歓迎しない雰囲気があった」

などといった意見も出されたそうだが、事故原因については東電、国会両事故調同様に「(国内で)津波に対する影響度や事象進展に関する分析が十分なされていなかったことは反省すべき」としている。

地震の揺れによる被害状況などは彼らも無視をしている。
学会独自の調査は行われておらず、これまでの事故調の主張である「津波が原因」を掘り下げたものではない。
新たな分析はなく、東電の調査資料を鵜呑みにしているていたらくだ。
「科学者の良心」などはどこかに置き忘れて来たのだろう。
全体の論調は結局「安全性を十分にする」ということに尽きる。
まだまだ、原発の推進を前提とした論調に過ぎない。

これが日本の科学会の現実だと言える。
自然界に存在しないものを産み出し、それによって大きな被害が出たとしても「経済優先」は変わらない。
いくら謝罪の言葉があったとしてもこんな学会など信用出来るものではない。

「“原子力ムラ”一員」「電力会社に遠慮あった」 学会役員らアンケート結果(産経)
津波の対策不十分 日本原子力学会が原発事故調査で中間報告(福島民報)
「安全性への慢心あった」=原子力学会が中間報告―原発事故(時事通信)

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by ma.blues | 2013-03-30 00:18 | 原子力関連  

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